toricago

Am I in a cage?

VALUとメタップス・タイムバンクにより激変する世の中を徹底解説する

2ヶ月弱前に公開されたウェブサービス『VALU』はかなり話題になったので聞いたことのある人も多いかもしれない。企業が取引所に上場して資金調達し、株価がリアルタイムで変動していくように、「個人が株式会社のように自分の価値をビットコインを通してトレードできるようになる」というサービスだ。創業者の思いは「頑張る人が成功しやすくなる社会を実現したい」とのことである。ブロックチェーンの応用サービス例として、技術的な関心を持った人も多いようだ。

そして今日、メタップスによる『タイムバンク』というサービスの詳細が発表された。こちらはざっくり言うと「時間取引所」ということになるのだろうか。プレスリリースによると、「タイムバンクは、技術者、経営者、アスリート、歌手等、「専門家」と呼ばれる方々の空いている時間を、一般の「消費者」が購入、使用、売却、保有する事ができる「時間」の取引所になります。」とのことだ。なんだか面白そうだ。さらに引用すると、

タイムバンクは様々な空き時間を有効活用できる「時間市場」の創出を通して、個人が主役の新たな経済システムの実現を目指しています。時間の価値を再認識してもらうことで、人々の働き方や生き方を変えていきたいと考えています。

価値のあるあらゆるモノが今まで資本市場に飲み込まれ、金融化が進められてきたが、最も価値あるモノの一つである「時間」は手付かずだった。私の知る限りこれに挑戦したのは、2011年の映画『IN TIME』しか知らない。まぁ、広義に解釈すれば寿命を取引する『デスノート』も含まれるかな?笑。

どちらにしても、映画やアニメではなく、現実にチャレンジした例はもちろん聞いたことがないので、発想からして非常に面白いと言わざるをえない。スキームとしてはVALUと似ている点も感じるが、根底にあるビジョンはかなり異なるように感じる(が、まだ言語化はできていない。あとで追記するかも)

もっと詳しく知りたい人は、こちらも読んでみることをお勧めする:

VALUリリース以降、賛否が巻き起こったし、今回のタイムバンクもまた話題になるのかもしれないが、ライフハッカーとして私達が今後激変するかもしれない時代にどう備えるべきか、という視点で書かれた記事は見当たらなかった。なのでここでは今後の評価経済の展開を素人なりに予想しつつ、私達が今からでもできることを考えていこう。

評価指標の圧倒的な洗練化

まず、評価経済の根幹となるのが個々人に与えられる価値評価である。現状ではTwitterFacebookのフォロワー数、ツイート数、リツイート数等からの算出がベースにあるのはVALUでもタイムバンクでも同じだ。こうなってくると、これらのサービスの動向を注視しつつ、私達もソーシャルアカウントに本格的に運用していかなければならなくなるかもしれない。「オレ、インスタやってないんだよ」と涼しい顔をしていると、評価経済に飛び込みたくても飛び込めなくなる可能性も無視できなくなってくる。

既にそうなりつつあるとも言える。例えばマッチングアプリなどではフェイスブック連携が必須で、一定以上の友人数がいないと相手にされない(じゃないとサクラアカウントかスパムアカウントとみなされる)。そういう意味では今更主張すべきことではないように感じるかもしれないが、まだまだ特定の分野でしかその現象は起きていない。でも今後5年ぐらいでかなり一般的になっていくと思う。例えば今で言えば学歴に力を入れる(それが就活時に自分の能力を暗にシグナリングすることになるし、ブランディングになる)というのが一般的価値観だが、5年後はそれと同じレベル感までソーシャルアカウントの重要性が拡大していると踏み込んで主張したくなってくる。

このフォロワー数やツイート関連内容を基にした評価手法に対して色々なコメントを読んでいる限り、「フォロワー数で何がわかる?」とか「フォロワーが多いって単に芸能人なだけでしょ?」とか「強者がますます強者になるだけじゃねーか!」などの突っ込みを見かけることが多い。しかしこれはある程度は仕方ない。指標というのは単一の数値でしかなく当然多くの情報が抜け漏れているし、それは従来型の指標(どれだけ良い大学に入れたか、どんな資格を取得したか)も同じ問題点を抱えている。

評価指標を洗練化させるアルゴリズム

でも、この弱点は凄まじいスピードで改良されていくと予想している。例えばAmazonレーティング指標は☆を1〜5個つけるのだが、今では全レビューの単純平均という方法を取っておらず、複雑なアルゴリズムが実装されているらしい。(レビューを良く見せてAmazonの売上アップを目指している可能性はあるのかもしれないが)少なくとも悪レビュワーの貢献度を下げるような仕組みになっていると言われている。

近年、フェイクニュース対策に向けて各IT巨人企業が新たなアルゴリズム研究を進めざるを得なくなっているし、そういう分野の論文も次々と公開されていくだろう。なので、現在VALUやタイムバンクの裏でどのようなアルゴリズムが動いているのかは知らないが、先端的なアルゴリズムへとアップデートが続くことは容易に予想できる。しかもこれはメタップスの得意分野のはず。

評価指標を洗練化させるデータ

アルゴリズムがロケットのエンジンだとしたら、データはロケットのオイルである」とビッグデータの世界ではよく言われる。データがフォロワー数という単一の情報源が続けば、いくらアルゴリズムが洗練されようとたいして変わらないかもしれない。が、私の予想はユーザーが自ら自分のあらゆるデータをVALUやタイムバンクのプラットフォームに提供するようになる、ということである。理由は後述する。

例を挙げると、すでに保険会社にウェアラブル端末のデータを送ることで、健康や運動にどれだけ力をいれているのかが可視化され、その人の保険料が安くなるというビジネスモデルが数年前から欧米発で実現している。これがもっと一般化して、私達が自らの様々なデータを提供するようになれば、評価指標がますます洗練化していくと考えることが出来る。

先程、「ソーシャルアカウントの重要性が今で言う学歴と同じぐらい重要になるかも」と主張したが、ここまで考えると必ずしも「ソーシャルアカウント」がその対象になるかはまだわからないと思えてくる。ソーシャルアカウント以外の多様なデータから評価が決まるとすれば、評価経済に飛び込むことを決意するのであれば、タイムバンク上のアカウントでの評価指標それ自体が人生で最も重要な指標の一つになっている」と主張を変えて置くのがより安全で良いかもしれないな笑。

いやあ、そう考えるとIT巨大プラットフォームの匂いもしてくるよな。

ますます似てくる金融市場との対比

VALUやタイムバンクで購入した「タイム」は、必ずしも金融商品ではないので、ココでは若干抽象的なレベルに上昇し(細かい矛盾点には目をつむり)金融市場との対比を考えていこう。

そもそもこれらのサービスが人々を興奮するほど面白いと感じるのは、個人が企業のように何倍どころか10倍、100倍にも化ける可能性が出てくるからだ。企業の場合は投資家から多額のお金を集めて、他の企業を買収したり、大々的に新規ビジネスを始めたりすることで、短期間でどんどん化けることが可能である。

一方、一般的な個人の場合はとてもそのようなスピード感では人生が進まない。例えば大手企業の社長は一分一秒が大切で、すべてが最適化されて動いている。だが新入社員は毎日片道1時間の満員電車に揺られて出社し、安い椅子と狭いデスクで仕事を始める。社長のような生産性の高い「個室」はもちろんもらえない。

もし「MBA留学がしたい!」と思い立ってもお金がないので少なくとも数年間は貯金しないといけない。でもVALUでしっかりと自分の将来性をアピールして、資金を調達できれば、会社を辞めてMBA留学にとっとと人生のステージを進めることが出来るかもしれない。

または、新入社員だけど多額の資金調達をできたので、「お金は払うから、社長室の隣にオレの個室作ってくれよ。」と総務部に頼み込むことも出来るかもしれない笑。総務部としても、お金を払ってくれるのであれば悪い話ではないな、となるかもしれない。そういうスピード感が人生にもたらされて、どんどん生産性が上がると思ったらライフハッカーとして最強だと思わない?

もしそれで本人の給料が将来上がれば、何らかの配当(またはその人の「タイム」価値上昇)を通してその人の割引現在価値は上昇するので、投資した投資家もリターンを得ることが出来るという極めて健全な関係となる。(給料が上がらなかったら投資家の見る目がなかったということで健全。)

社長の一分一秒が大事なのはわかるけど、「若い人のほうが人生長いんだから、若い人の時間の方が大事だよな?」という価値観は今まで存在し得なかった。ココに金融の概念が投入されるのはたまらなく面白いな。

物言う株主

さらに面白いのは、「物言う株主」的な概念もVALUやタイムバンクに出てくる可能性があると思っている。例えばすごいテニスの才能を持っているのに日本に縮こまっている中学生に投資している投資家がいるとしよう。そうすればきっと、「アメリカ留学して実力を大幅にあげてこいや!」と投資家から若手選手へ苦情が行くかもしれない。同時に、投資家は基本的に自分の得意分野に集中するので、若いテニス選手に投資しているその投資家はとてもテニスに詳しい可能性が高く、どのように留学すればよいのか、「錦織選手が利用した盛田正明テニスファンドではなくて今なら〇〇が良いぞ!」と言うように色々とアドバイスをくれるだろう。

これってつまりモノ言う株主だよね!なぜこれが衝撃的かというと、今の世の中でコーチングビジネスが成立しているのは一部のプロスポーツと日本の学習塾ぐらいで、本当に少ない。もっと様々な普通のビジネスマンを一人ひとり、本気でコーチしてくれるようなサービスがアレばいいのに、と私はずっと思ってきたが、学習塾のように需要が大規模で、ノウハウが蓄積されて、大学受験が毎年行われ、指導の対価として授業料も結構な額を払ってくれるような業界というのは少ない。でも上で説明したようなVALUやタイムバンクが高度化した世界では、色んな専門性を持つ人が自分の経験・眼力を基に他の人に投資するのが最適戦略になる。既にベンチャーキャピタルはヘルスケアとかITと分野別に乱立しているので、そのVALU版だ。そういう高度な世界が実現すれば、それぞれの専門分野の投資家は投資先にぐいぐいアドバイスを行う。自分のリターンがかかっているので、本気で行う。こうやって学習塾の先生やテニスコーチのようなレベル感を、幅広い業界で実現できるようにもしなれば、本当にすごいなぁ。

MBOマネジメント・バイ・アウト)という選択肢

「物言われたくない」という人であれば、別に上場したり、自分の「タイム」を売りに出さなければ良いだけだ。また、資本市場の世界ではMBOという手法が存在する。これはマネジメント・バイ・アウトの略称であり、経営陣が市場に出回っている株を買い戻すことで、投資家に色々と口出されずに済むようになる。「自分の時間」を他人に左右されたくないなら、タイムバンクで買い戻すしか無い。そういう人がでてくるかもしれないね。

決算資料

この記事の前半で、「VALUやタイムバンクのユーザーは、将来、自分のあらゆるデータをプラットフォームに提供するようになる」と書いたが、それはどういうことか。

金融市場の比喩を使えば、投資される人に関するデータは、決算資料に相当すると思う。その人が集めたお金をどのように使ってどのように成果をあげつつあるのか。もしくは、その人の日々の行動記録、TODOアプリ(TODOIST)の完了記録、PC利用データ(RESCUETIME)、Togglデータからわかる時間の使い方、ウェアラブル端末からわかる健康状態、スマート体重計データ、家庭内環境計、ホームスピーカーデータ、手書きメモ情報などだ。テニス選手ならスマートテニス端末のデータをプラットフォームにアップロードすべきだろう。受験生なら参考書のどこからどこまで学習したかとか、模試の成績とかは当然アップすべし。

もちろんこれらのプレイベートなデータを上げたくなければ上げなくても良い。それは上場企業も同じで、最低限の情報を公表すれば咎められないが、プラスアルファで公開すれば投資家からの評価が高まる。

それに、こうやって個人と紐づく様々なデータがVALUやタイムバンクのプラットフォームに乗っかっていたら、物言う株主が積極的に分析してくれるだろう。これは金融市場で言うファンドマネジャーやアナリスト、エコノミストに相当する。彼らは企業に頼まれてもいないのに、朝から晩まで企業や経済のことをとことん分析している。なので同じことがVALUやタイムバンクでも将来、起きるのではないだろうか。ここまで高度化すれば、それは金融とデータの真の融合だなぁ。

これが、ユーザー側が喜んで様々なデータを自ら提供してくれるようになる理由の説明だ。

私は日々、Togglの時間管理データ、家庭内の二酸化炭素データ、複数のウェアラブル端末のデータを蓄積したりしているが、それらを本格的に分析したら1日かかってしまったし、そういうのを専業でやってくれるライフハック専門コンサル会社があればいいのに!と常々思っていたが、先程説明した「学習塾」のような理想的なビジネス環境が整っていない限り成立しない可能性がある。(あとは「ライザップ」も奇跡的に条件が揃った領域を発掘した例になるよね。でも一般的には成立しない。)

でも、金融市場の力を上手く取り組めれば、分析のプロが勝手に自分のデータをどんどん分析してくれるという夢のようなことが実現するかもしれないし、ライフハックの世界も新境地を迎えることになると思う(その代わり「物言われる」笑)。

今のライフハックって結局は「毎日運動しましょう」とか「瞑想しましょう」とか情報提供だけに偏っていて、それをいかに実践するかというより重要なところがまったく進んでいない。ダイエットしている人はいつまでもダイエットしている感じ。そこが変わるかもしれない。

個人に投資する個人投資家という職業

先程テニスに詳しい人が若手テニス選手に投資する投資家になる例を紹介したけど、世の中様々な分野があって、そういうニッチな世界に照準を絞って自分が投資家になることもできる。

上場企業の場合は、決算データ等を海外投資家含め誰でも入手できるし、プロ投資家がしのぎを削っているので、素人が気軽に勝負できる領域ではない。それと比較すると、VALUやタイムバンクには、将来的に様々な個人が上場してくる可能性がある。その分、いろいろな投資のチャンスが生まれるかもな。

例えば、自分が高校生で、クラスメートと話していたら、「コイツ天才じゃん!」と心の底から思うことがあったとしよう。その情報はまだ自分しか気付いていない極めてニッチでローカルな情報だ。孫正義育英財団はもちろん掴んでいない情報。なので、今のうちに自分がそいつの「タイム」をたくさん買っておこう笑。(怖い世の中だ笑)

発想は怖いかもしれないけど、クラスメートを応援することになるし、自分もそういう才能を早く見つけて頑張らなきゃ、という気持ちにもなるよね。

それにこういうローカルな情報で投資できるってことは、本当にどこの誰でも、例え何歳でも投資のチャンスがあるってことだよ。従来の指標・価値観では日の目を見れなかった人も、投資される方でも、投資する方でも、様々な可能性が開けてくるかもな。タイムバンクのプレスリリースに対して「格差がますます開く社会」と不安に思うコメントも多いようだが、一方でこういう多様化の効果もあると思う。すげえことだ。

少子化対策が進む可能性

日本で長いこと社会問題となっている少子化。タイム取引市場がプラットフォームとして浸透した近未来では、プラットフォームの設計や規制次第だが、子供を多く産めば生むほど有利になる可能性が出てくる。なぜなら、1人新たな生命が誕生するということは、ざっくり寿命分の80〜90年間の「タイム」が新たに掘り出されたことと等しい。

親が子供の選挙権を持つという話があるように、仮に生まれた子供の「タイム」を一時的にすべて親が握るという社会を想像してみよう。そうしたら、子供をたくさん生んで、一人ひとりの子供の将来価値を高めることで、家族全体の富がどんどん増えていくことになる。子供が多いと育児もその分大変になるので、仕事に割く割合をより抑えて、もっと多くの労力を子育てや教育に割いていく家族が増えていくかもしれない。なぜなら、子供のためになるだけではなく、家族ポートフォリオ(家族全員分の「タイム」を合わせてもの)の将来価値がそれだけ引き上がることになるからだ。しかも、親が子供のことを一番良くわかっている。前述の「モノ言う投資家」に最も向いているのは親かもしれない。別の言い方をすれば、株式持ち合いならぬ家族持ち合いというものが生じて、家族内でお互いを高め合うようなシナリオも想像できる。そういう強く結びついた家族共同体が日本中にたくさん生まれて、「家族」に対しての支援・投資も出てきそう。タイムバンクと同時に公開されたこちらのプレスリリースはそういう将来も予感させる:

さらに面白いのは、子供が10人いたとすれば、ポートフォリオのリスクをうまく管理できる。それぞれの子供が、描いている夢に向かって思いっきり突き進ませてあげることができる。自分の子供が多少リスクが高い職業や生き方を志していたとしても、10人全員が別々のリスキーな将来を歩めば、そのうち一人、二人は大成功し、タイム価値が数千倍になるかもしれない。そうすれば、上手く行かなった他の8人の分もその投資リターンでまかなうことが出来る。子供が一人しかいなければ、こういうことはできないので、なるべく安泰な職業や生き方を親としても勧めざるを得なくなる。これってベンチャーキャピタルでは当たり前の考え方で、一部の投資先が当たればあとは上手く行かなくても良いというヤツね。それを家庭レベルで実現出来ると思うとワクワクせざるを得ない。子どもたちも例え夢が叶わなくても、思う存分チャレンジしたというのは一生の宝になるだろう。

ただ、実は子供が一人でも、その人に才能があれば市場から資金を集めることが出来るので、家族内でリスクをプールするまでもなく、リスクを投資家に移転することができる。そういう意味では家族持ち合いをしなくても子供が思いっきりリスキーな夢に向かって邁進しやすくなるかもしれないな。

もし日本が世界に先駆けて時間取引市場が高度に発達したら、まさに人生キャリアの「ジャパニーズ・ドリーム」旋風が巻き起こるかもしれないな。

TDS(Time Death Swap)という高リスクな概念

あくまで仮説にすぎないが、「Time Death Swap」の概念が出てくる可能性も無視できない。金融ではCDS(Credit Default Swap)という、倒産しそうなハイリスクな企業と紐づく金融商品が存在し、リーマン・ショックの際に耳にした人も多いことだろう。これに対応するのがTDS(Time Death Swap)だ。人間のタイムはもちろん価値があるけど、もし健康問題が発覚し、あと寿命が1ヶ月しかないとわかったら、その人のタイム価値は当然、暴落するよね。なぜなら、有名人であるほど、十分にその人のタイムが市場に出回ってしまっているはずだが、残り1ヶ月となると、明らかに出回っているタイム分の時間の権利を投資家は行使できない。つまり、1ヶ月で実施できるセミナーの限界回数、1ヶ月で可能な回数のランチを超えていれば、その価値は突然消える可能性がある。30歳の人が突然、余命1ヶ月になったら、今後60年分のタイムの時価総額はすべて吹っ飛ぶことになる。

しかし、余命はあくまで予想に過ぎず、奇跡的に病が治り、60年以上生きられる可能性が復活するという話もあるだろう。その場合は地に落ちたタイム価格が、何百倍、何千倍、何万倍というリターンを見せることになるかもしれないね。

この場合、医師がその情報を先駆けて知ることになるので、医師が莫大な利益を上げるという例も出てくるかもしれない。一方で、市民の反発も予想できるので、もしかしたら病院やタイム取引市場の自主規制により、病院従事者はタイム取引を禁止させられるかもしれない。

人の死に関わることで不謹慎かもしれないが、近未来を突き詰めていけば、避けては通れない問題だ。

金融業界と医療業界の距離が近づく

新たな医療技術が発達して、病気が治る可能性が高まったり、予防医療の完成度が高くなったりすることは喜ぶべきこと。

でも今後は単に喜ばしいだけではなく、実利的に喜ばしくなる。なぜなら、世界中の人たちの平均寿命が伸びるため、人生に残された「タイム」が世界中で増えることになる。これによって世界のタイム合計時価総額が伸びるのではないだろうか。もし世界の合計と連動するようなタイムバンクインデックス商品なるものがあったとすれば、それを持っている人は全員ハッピーになるよね笑。

なのでもし「タイム」で一稼ぎしたい投資家がいたとしたら、将来的には医療の論文などにも目を配っておくことが賢明と言える。逆に言えば、医者はタイムバンカーと相性が良いので、そういった副業も増えるかもしれない。(が、前述の通り医師のタイム取引は規制に掛かる可能性があると考えている。)

でも実はコレはまだ自分の中で結論が出ていない。金融の世界で言えば株の希薄化という概念がある。これは例えば企業が追加で株式を発行してしまえば、もともと株を持っていた人は企業の所有%が低下するという話だ。なので寿命が伸びる度にタイム投資家の持つタイム資産が希薄化していく可能性も考慮しなければならないので、ココらへんは慎重に考えなければならない。

タイム取引革命2.0:夢テクノロジーの導入

最後に、かなり遠い将来まで視点を飛ばしてみよう。

タップスのタイムバンクがタイム取引革命1.0だとすると、20年後ぐらいにはタイム取引革命2.0が起きると予想している。

解説しよう。現在は寝ている時に見る「夢」をコントロールすることはできないが、それをコントロールできるようになったり、脳とコンピュータを繋ぐ技術であるBMI(Brain Machine Interface)が発達した場合に何が起きるだろうか。脳とコンピュータを繋ぐBMIは話題になることはまだ少ないが、Mark Zuckerberg(Facebook)やElon Musk(Neuralink)など、テクノロジー界のトップランナー達が猛烈に研究開発を現在進行系で進めており、部分的であれば10年後にはある程度日常的に用いられるようになっていてもおかしくない。

「タイム」はランチやセミナー開催などと紐付いているので、「起きている時間」しか売買できない。しかし夢テクノロジーやBMIが進展し、有名人が寝ているときにもその人からアドバイスをもらったり、コンサルをしてもらったりする権利を売買できるようになったら、タイム革命2.0と呼べるほど大きなインパクトがもたらされるだろう。なぜなら、起きている時間で自由に他の人のために利用できる時間は高々10時間ぐらい(他は移動したり、仕事したり、シャワー浴びたりするよね)で、残りの睡眠時間の6〜8時間は取引市場の対象から外れてしまうのだ。実際には夢をそこまでコントロールできるようになるとは思えないけど、例えば芸術家、小説家、映画監督などのようなアーティスト系の有名人が見る夢を自分も覗いてみたい、という需要はあるだろうし、それぐらいなら可能になっていくかもしれない。もしここまでを扱う技術が発展すれば、世界のタイム時価総額が1.5倍以上に一気に膨らむ可能性もあるね。まぁ、これは遠い将来の話ね!

終わりに

ということで、これらのサービスは注視しておき、「評価経済、面白くなってきたからオレも飛び込みたい!」と思ってもTOO LATEとならないようにしておきたい。もし本当に巨大プラットフォームへと成長したら、人生の生産性が10倍〜100倍アップしていく可能性も夢ではない。だって企業だとそれぐらい成長するよね。

しかし、私は偏差値が足りずにタイムバンクの審査で落とされてしまった。こんなに面白い近未来が待っているというのに!無念だ。

ということで、優しいお方はワシをフォローしておくれ!ガハハ!

広告を非表示にする

アイデアマンになるためにバイブル本『アイデア大全』の42ツールを3ヶ月かけて実践したので全部解説する

「もっと良いアイデアを考えられるようになりたい!」

「もっと想像力が欲しい…!」

「画期的アイデアでブレイクスルー起こしてぇ〜!」

そう思うことはないだろうか。

イデアを考えられる力は重要だ。もちろんそのために色んな人が色んなことを提案しているが、膨大な数の論文、書籍、さらには様々な歴史的エピソードから「結局アイデアって何なのか?」「どうすればアイデアがひらめくのか?」「一般人がそれを実践するには何をすればよいのか?」ということを突き詰め、42のツールとしてまとめたのが『アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール』(著:読書猿さん)という、バカ売れ中のビジネス書である。

発売当初は一部のライフハッカーの間でのみ話題になり、どこの本屋にも置いていないことが多かった(らしい)。私もたまたまライフハッカー仲間から熱烈に勧められて購入したが、その後じわじわと広がり、現在ではどこの本屋に言っても平積みされるほどに人気が拡大しているようである。なのでご存知の方が多いと思われるが、初見の方のためにAmazonの内容紹介をココに乗せておこう。

どんな時でも誰にでも、必ず“! "が降りてくる。
企画営業・マーケター・クリエーター・商品開発・起業家……一生使える必携の書。

煮詰まった/ネタ切れ/思いつかない/パクりたい/変えられない/才能に自信がない/どうしたらいいかわからない……
本書はそうした新しいアイデアを必要とするあらゆる人のために、次の2点を目指して書かれている。

◎――数々のアイデア法をツールとして読者自身が試せるように、 具体的な手順を思考のレシピとして解説、具体例(サンプル)も明示し、実用性を追求。
◎――一方で、その底にある心理プロセスや、方法が生まれてきた歴史あるいは思想的背景にまで踏み込み、知の営みの縱橫のつながりを理解する。

単なるマニュアルには留まらない、眠ってしまった創造力と知的探求心を挑発し、呼び起こす、アイデアの百科事典。

とのことである。

そして本ブログではこの本の内容を徹底的に実践してアイデアマンになるためのフェスティバル「アイデア大全フェスティバル」を4月頭から実践してきた。それがこの記事だ:
toricago.hatenablog.com

ちなみにブログでは定期的に読書フェスティバルを実施している。「アイデア大全フェスティバル」の前は「鬼速PDCAフェスティバル」だった。その時のまとめ記事がこちらだ:
toricago.hatenablog.com

ということで、アイデア大全フェスティバルは当初予定していたより時間がかかってしまったが、結果的には3ヶ月かかってようやく実践が一通り終了した。そこで今回は、それぞれのアイデアツールの実践コメントを残しておこう。これから『アイデア大全』を実践される方の参考になればと思う。

※今回は体験記であるので、ツール自体の解説が知りたい人は、本を購入してみることをお勧めする。

1 バグリスト

  • 実施日:2017/04/15
  • 11分

ひたすら不愉快なこと、不満なこと、嫌なことといった「バグ」をジャンルを問わず、紙に書き出していく。例えば、

  • カフェの注文で質問数が多すぎる(テイクアウトの有無、クレジットカードの決済方法、コーヒーのサイズ、ポイントカードの有無など)
  • カフェのテーブルのサイズが合わない
  • スタバとタリーズのおかわり100円はレシートをとっておかないといけないのが面倒
  • カフェで流れているジャズの音量大きすぎない?うるさい

こういう生活的なイライラ・不快項目が多いが、人間関係系のものも多く出てくる。幾つか出ると、「もうコレ以上は出ない」と思うものの、粘るとどんどん出てくるので、数十個ぐらい出るまでは止めずに書き続けることをお勧めする。

2 フォーカシング

  • 実施日:2017/04/16
  • 15分

これは「言葉にならないものを言語化する汎用技術」とのこと。

書いてある通りに体のパーツに集中力を向けていくと、ほとんど何も感じなかったが、肩だけは感じたので、肩をカチコチ君と名付けた。その後は恐る恐るカチコチ君に話しかけてみましたが、意外にも会話が盛り上がる。主に「もっとオレをほぐしてくれよ!」という不満を聞いてあげる会になった。あとは「もっと健康的な生活をしなさい」だったり、「重たいリュックで私をいじめないで」という説教をされる。その後はノートに思ったことを適当に書き出していき、次にそのうちの一つ(カチコチをほぐして)「もっと自由に動き回りたい」というのを選択。それをお腹の中に投げてみて、また思考モードに入る。

面白いのは、そうすると本に書いてあるとおり、動画が動き出したことである。動画の内容は、ポケモンで言う「イシツブテ」からスタートし、イシツブテが自分の岩を海の水で溶かし始め、中から人間が出てきました。そうすると人間が走り出すが、海からジャングルへと状況が変化し、簡単に走りづらい状況に。

以降、長いストーリーが続くので省略するが、深層心理的な面白い気付きが得られた。

3 TAEのマイセンテンスシート

  • 実施日2017/04/17
  • 15分程度

これは「何を書くかを身体に尋ねる」というツール。

難易度高め。結局、バグリスト、フォーカシングと似たようなテーマについて考えることになったが、新たな視点を得られたのは面白い。A4メモをたくさん書いてきたテーマでもあるが、そのときにはこういう視点は得られなかった。ただ、フェルトセンスの部分は埋めるのが難しかった。あまりしっくり来ない。やり方が間違っているのかもしれない…。書いた分量はA4一枚。TAEは地味な感じがするので、アイデア大全フェスティバルを実施していなかったら、確実に飛ばしてしまっていたと思う。

4 エジソン・ノート

  • 実施日2017/04/18

これはアイデアを財産にして蓄積したり、過去のアイデアを再利用したい時のツール。

実施しようとしたが、これは飛ばすことにした。単発的に取り組めるものではなく、アイデアをなんでもノートに書き込み、それを何冊、何十冊、何百冊と続けていくという主旨だと思う。私の場合はA4メモ書きでアイデアを記録し続けてきたものの、読み返すのが大変で再利用できていないので、エジソンのように過去のアイデアを自由自在に引き出せるようになりたい、とは強く思う。

最近はiPad Pro新型とApple Penで電子メモ書きにも挑戦しているので、エジソンのように自由自在に過去のアイデアを引き出せるようなシステムに挑戦していきたいと思っている。

5 ノンストップ・ライティング

  • 実施日2017/04/22
  • 20分

「アイデアを生む際の抵抗と不安を取り除き、頭のなかにある形になっていない考えを取り出す」ためのツールだ。

20分間ノンストップで書きまくった。『ゼロ秒思考』とかなり似ているが、違いはフォーマットが決まっていないこと。ゼロ秒思考ではA4横向き、タイトルを考えてから4つの箇条書き。しかし、ノンストップライティングでは改行はしないし、タイトルを考える必要もない。4行書いたらリセットされることもない。なので枠がほとんどない環境で書くことになる。私はA4サイズで3枚、ノンストップで改行なしで書き続けたが、ちょうど20分ぐらいになった。

『ゼロ秒思考』よりも、「書きまくるモード」に簡単に入れるのが利点。一方で弱点は、読み返した時に、結構支離滅裂で話題が飛びまくっていること。『ゼロ秒思考』だと、枠が指定されている(タイトルに合う4行を書く)ので、見返しやすいし、書いた内容が起承転結になりやすい利点があると再認識した。要は、状況に応じて使い分けるべき、ということかもしれないね。

6 ランダム刺激

  • 実施日2017/04/22

イデアを生み出すことに躊躇するときや、自分の癖や先入観を避け、あらゆる可能性に発想を広げたい時に使うツールで、「偶然をテコに、枠を超える最古の創造性技法」とのこと。

草、エレベータ、タオル、風、椅子の5つ(目に入った5つのもの)をテーマにして、自分の問題と無理やり繋げられないか考えてみたが、かなり難しい。

本にはニュートンダーウィンの例が出てくるが、普段から脳が沸騰するぐらい考え込んでいるからこそ、こういう比喩的思考、ランダムな刺激に基づく思考でブレイクスルーが起きるのかもしれないなぁ、と思った。良いトレーニングになる気がするけど、あくまで自分が普段から死ぬほど考えている、という境地に達していた上で、あと一歩のところでこういうランダム刺激が活きてくるのかな、と。

でも、「タオル」のテーマを考えている時に、「タオルは汗を拭く→汗とは余計なモノ→余計なものだけを取り除く技術は作れないか?→自分の問題で言えば〇〇はできないか?」などと思考のきっかけになり、これはなかなか興奮した

7 エクスカーション

  • 実施日2017/04/29

これはカテゴリを決めて、そのカテゴリに属する単語をなるべく多く羅列していくという手法。短期間で大量のアイデアを得たい時などに用いられるらしい。

ただ、あまりうまく行かなかった。本に書いてある、複数人と実行するエクスカーションもいつか試してみたい。

8 セレンディピティ・カード

  • 実施日2017/04/29

「幸運な偶然を収穫する」ための手法。セレンディピティカードを蓄積しないといけないという準備が大変そうだったので、いったん飛ばす。

9 フィンケの曖昧な部品

  • 実施日2017/04/29

ビジュアル発想法。これはなかなか難しいね!とりあえず、リングとフックと円錐を選択。出来上がったのは、電車の手すりの部分をユーザーに応じて変更できるツール、リングを転がしてフックに引っ掛けるゲームなど。これは3①の発明品になるけど、より難しいのは3②の抽象概念の図式化として捉えてみること。こっちはいくつかアイデアは出てきたが、使えるものは出てこず。頭のトレーニングにはなっている気はしますが笑…。

10 ケプナー・トリゴーの状況把握

  • 実施日2017/04/30
  • 25分ぐらい

イデア手法というよりはTODO管理な感じ。でも実践すると心はかなり落ち着いた。

こういうのは『鬼速PDCA』にも出てくるが、週次の鬼速PDCAに入れていなかった。実際には、頭がパンクしてから初めてTODOを洗い出し、全体像を見て優先順位を決めていく、という流れを取っていた。もしかしたらこれを週に1回(『鬼速PDCA』の振り返り時と合わせて)行うのが良いかもしれないとも思った。

「〇〇の技術的なことをもっと知りたい」など、私にとってやりたい気持ちは高いものの、優先順位も重要度も(比較的)低い項目を手放すことができた。心の中にこういうのがウヨウヨしていると「やりたい!」という気持ちだけが永遠とウヨウヨしてしまうので、それを防ぐことができた。

11 空間と時間のグリッド

  • 実施日2017/05/07

自分と社会、世界の関連を意識し、問題発見力を高めるツール。

自分の項目は埋まりやすいが、他の項目は空欄が多くなってしまった。今回、紙でやってみたが、紙だと一つ一つのセルのスペースが非常に小さくなってしまうので、エクセルとかの方が良かったかな、と後悔。過去の分はやらなかったが、もしかしたら未来より過去の方が振り返るだけなので書き込みやすいかも?

12 事例-コード・マトリクス

あまりやり方がよくわからないのと、分析したい質的データがないので、飛ばす。

他のアイデア大全フェスティバル参加者から、「これはワードクラウドでできる」という突っ込みがあり、確かに!と思った。鋭い。

13 P.K.ディックの質問

  • 10分ぐらい

「それは、本当は何なのか?」と自問自答するという手法。自分の前提をリセットしたり、普段しないような思考を導く上で有用とのこと。

これって要するに〇〇だよね?というところまで思考が進んだが、その先、「じゃあどうすればよいのか?」というところで行き詰まる。でも問いとしては悪くないと思った。『ゼロ秒思考』メモのタイトルとして有効かもしれない。

14 なぜなぜ分析

  • 実施日2017-05-20
  • 15分

有名なので説明は不要だろう。

これは実は昔から苦手。三段目ぐらいまでは行くが、気付いたら4段目でもとに戻ったりする笑。A→B→C→Aみたいな…。「なぜ?」というのはカンタンに応えられるものではない(一発で出てくるものではない)ので、『ゼロ秒思考』メモのように、一枚かけてひとつのなぜを見つけていく方がやりやすい感じがする。

15 キプリング・メソッド

  • 実施日2017-05-20

取り組むべきテーマが出てこないので、また後日取り組んでみたい。

16 コンセプト・ファン

  • 実施日2017/05/21

これは面白い!お勧め。

なぜなぜ分析と似ているが、解決策を書きながら掘っていく所が異なるのかもしれない。ささっとできるのも良い。5分だけでもかなり充実したものになる。

17 ケプナー・トリゴーの問題分析

  • 実施日2017/05/21

主旨は面白い。「因果」の考え方をライフハックに持ち込むことができる。

ただ、実際にやってみると、なかなか枠が埋まらない。自分の過去のライフログを見ながら、体調が良かった日(IS)と悪かった日(IS NOT)とやってみたが、難しい。アイデアのためのツールというよりは、分析のためのツールという印象。

18 仮定破壊

− 実施日2017/05/21

コレはフェスの前に一度やっていたので、2回目。この本の中でもザ・アイデアツールという感じがして、個人的には好みのツール。

仮定を破壊するのは頭の柔軟性が求められそうで一見難易度は高いように思うが、やってみると意外と楽しく仮定を破壊していける!

19 問題逆転

  • 実施日2017/05/21

これもワクワクするツールだね。まさしく「0から1へ」を生むためのツールという感じ。

実際に良いアイデアが出たわけではなかったが、思考が色々と進むきっかけにはなった。これも何度もやってみたい。

20 ルビッチならどうする?

  • 実施日2017/05/23

これは面白い!誰々(すごい人)ならどうするか、考えてみなさい、というのは良く聞くが、今まで実際に試したことはなかった。心のなかで考えることはあっても、紙に書き出す機会はなかった。

尊敬する人を二人ピックアップして、自分が今考えていた問題について考えてみた。サクッとできて、面白いし、それなりに有用なアイディアが出てくる気がする。またやりたい。

21 ディズニーの3つの部屋

  • 実施日2017/05/29
  • 5分

読むのに5分ぐらい、やるのに5分ぐらい。なかなかおもしろいが、少し難しい。もっと本格的にやらなければ効果はでないのではないか?「一枚の紙を3つにわけるよりかは、3枚の紙を使ったほうがやりやすそう…」と『ゼロ秒思考』に慣れている人としては思ってしまう。

22 ヴァーチャル賢人会議

  • 実施日2017/06/03
  • 15分

「ルビッチならどうする?」とそっくりだが、会議という面があるので、より深掘りしやすい。個人的にはこの本の中でトップ5に入る面白いツール。

自分の尊敬する人4人を書き出して、自分を含めた5人と会議をする。自分が何かを言う→4人が必ず何かコメントする→自分がまた何かを言う、というのを繰り返した。発言が3週ぐらいで15分程度。

23 オズボーン・チェックリスト

  • 実施日2017/06/07

これもなかなか面白いな。「これぞアイデア手法!」という感じ。

残念ながら自分の題材がいまいちだったので、また将来、この手法を繰り返し実践していきたい。

24 関係アルゴリズム

  • 実施日2017/06/11

面白そうではあるが、準備が大変なので自分に甘えてSKIP。同じようなことを単語カードで試してみたい気持ちはある。

25 デペイズマン

  • 実施日2017/06/11

イデア大全も後半になって、手法が徐々に深くなってきたな。シュルレアリスムからアイデア技術を学ぼうというのはすごいなぁ。読み物としては最高に面白いが、実践してみるとすごい難しい。

26 さくらんぼ分割法

  • 実施日2017/06/12
  • 20分

イデア大全フェスティバル参加者の方がお勧めしていたので楽しみにしていた。

実際にやってみると思いもよらぬ組み合わせが出てきて面白い。重要なのは、それが無関係なランダムな組み合わせではなくて、大本は考えている「テーマ」を分割して出てきたものなので、その「テーマ」と関連性が少なからずあるところではないだろうか。なのでどんな組み合わせを選んでも有意義な思考が生まれるのかも。分割している時はそんなに楽しくないし、「コレ本当にうまくいくのか?」という感じだが、その後から楽しくなっていく。

27 属性列挙法

  • 実施日2017-06-18
  • 10分

属性を列挙し、それらを名詞的、形容詞的、動詞的に分類した上で、一つ一つの属性を変えられないか?と考えていく。今まで考えてダメだったことをもう一度考えてみる結果になったのがほとんどだが、一点だけ今まで考えたことのないアイデアに結びついたのが良かった。

イデア大全に出てくる多くのアイデアツールは結構似ていて、結局同じことをやっている気もするが、ツール間の僅かな違いが突破できるかどうかにおいて重要になるのかもしれない。

28 形態分析法

  • 実施日2017/06/18
  • 10分

難しい。一応試してみたが、5つの側面が出てきて、それぞれの側面に2つの独立変数を出してみたので、2*5になってしまった。特定の組み合わせをいくつか考えてみたが、まったく繋がらない用語同士が選ばれるので、それ以上どう考えても思考が進まず。そこでギブアップ。本で設定されている難易度も4/5と高めなので上級者用と思われる。

29 モールスのライバル学習

  • 実施日2017/06/20
  • 5分

どちらかと言うと、常に心に留めておくべきTIPS的。メモを書くというより普段から意識しておきたい。ただ先行者・ライバルの分析は『PEAK』にも出てくるのできっと重要なのだろうな。

30 弁証法的発想法

  • 実施日2017/07/01
  • 5分

「限られた時間でたくさんインプットしないといけない」という問いを立ててみた。
色々書いてあるとおりに試してみましたが、今回は失敗。「どうせ解決策は出てこないだろう」という心の底で自分が諦めているのがいけないのだろうな。

イデアマンを志す人間として反省。

31 対立解消図(蒸発する雲)

  • 実施日2017/07/01
  • 5分

少し試してみたが、いまいち実践できず。なかなか難しい。

32 バイオニクス法

  • 実施日2017/07/01
  • 5分

これは即実行というより、普段から頭の片隅においておくべき視点。

33 ゴードンの4つの類比(アナロジー)

  • 実施日2017/07/01
  • 10分

これは面白い。特に擬人化手法は面白い。今まで考えたことのないような視点が次々と得られた。

34 等価変換法

  • 実施日2017/07/02

− 10分

これもなかなか使えそう。たぶん本質は「③と④の観点を選ぶ→具体例をたくさん挙げる」というところではないかな。

早速面白い方向性が見つかったぜ!

35 NM法T型

  • 実施日2017/07/02

− 15分

なかなか面白いが、難しい。
頭の体操にはなる。

36 源内の呪術的コピーライティング

  • 実施日2017-07-02

読み物的。実践するところまでは行かなかった。

37 カイヨワの〈対角線の科学〉

  • 実施日2017/07/02

これも読み物的。
いつかこういうツールが必要になったときにはここに戻ってきたい。

38 シソーラスパラフレーズ

  • 実施日2017/07/02

色々と試してみた。残念ながら新しい視点、アイデアは得られなかったが、頭の体操にはなる。
これも何度か繰り返してみたいツール。

39 タルムードの弁証法

  • 実施日2017/07/02

シソーラスパラフレーズのツールと似ている部分がある。

40 赤毛の猟犬

  • 実施日2017/07/02

情報収集→カード作成というかなりの準備が必要なので、残念ながらパス。

41 ポアンカレのインキュベーション

  • 実施日2017/07/02

これは即実施するというよりも、普段から意識しておくと良いかもしれない。確かに過去の人生を振り返っても、一旦放置して戻ってきた時に「はっ!!」となることが多い気がする。これを意識的に実践するのは面白い。

42 夢見

寝る前に考えるべき問題について考え、そして寝る。そして寝ている時に見た夢を、起きた時に毎日記録せよ、という話。ラリーペイジがGoogle検索エンジンのランキング手法を思いついたのは夢の中だったらしい!

『マイブック』に夢を記録している。数週間実施したのち挫折して辞めてしまったが、最近再び記録するようにしている。

まだ夢の中でアイデアに出会うという体験はしていない。

きっと日々、アイデアを考える努力が足りないのだろう笑。夢で新しいアイデアが降ってくるまで続けてみたい。

終わりに

それぞれのツールの実践コメントや感じたコツなどを紹介してきたが、本を持っている人は気になるところから試してみるのが良いだろう。私自身は、「これはまたやってみたい」と思ったツールに絞って、これから2周目に入っていきたいと思っている。

そして、次の読書フェスティバルの題材も募集中だぜ。「この本を取り上げてほしい!」というのがあれば、メールかコメントを貰えれば嬉しい。

広告を非表示にする

ライフハッカーを志すなら、まず読むべき2冊は『疲れない脳をつくる生活習慣』と『仕事はうかつに始めるな』

「もっと日々の質を上げたい」とか「ライフハックのスキルを上げたい」といった相談をもらうことが多いが、そういうライフハッカーを志す人たちにどういう本を勧めるのかは結構悩ましい。ライフハック関連の本なんて無限にあるし、そのレベルも観点も様々。

誰が書いているのかというのも様々。著者が起業家なのか、医師なのか、コンサルタントなのか、ブロガーなのか、VC・投資家なのか…それぞれ癖があり、自分の人生にストレートに応用することはできない。

著者1人の経験に基づくノウハウが展開される場合もあれば、学術研究を数百件紹介しながら科学的に検証されたライフハックのみを読者に紹介していくものもある。

ただ、良い本と悪い本があるということが言いたいのではなく、重要なことは読者にマッチした本が見つかること。それでゴール達成とも言える。例えば著者1人の経験を過度に一般化した内容の本と、学術研究を数百件紹介する科学的なタッチの本を比べると後者の方が一見良さそうだが、必ずしもそうとは限らない。

これからライフハックのスキルを上げていきたいというライフハッカーを志す人たちが読むのであれば、尚更。なぜなら、学術研究が数百件紹介されていても、それらを全部実践できるかと言ったらできない。しかも、そういう本は内容はしっかりしているが、読むのに時間がかかるし、読み終わった頃には読了することに満足してしまいやすい。実践に向けた体力は残念ながら残っていないとも言える。

そこで、ライフハッカーの卵にお勧めする本の絞り込み方として、

①読み終わるのに時間がかからない!

実践が何よりも重要。読むことに満足しないために短いほうが良い。

②ある程度科学的な研究にもとづいている!

ヘルスケアやライフハック関連の研究はどんどん進んでいる。

③初心者が取り組みやすいものが多い!

例えば 高額なIoT端末を購入しないといけないとなると取り組めない。

④著者自身、著者以外の多数の人がそのノウハウを充分に実践済み!

これは意外に重要。まずは著者自身が実践しているのかどうかをチェック。著者自身が実践している内容だと、実践する上でのコツや躓きポイントなどが網羅されていることが多い。「それって当たり前では?」と思われるかもしれないが、「私はこの方法で患者1万人を治療した」という本はこれを満たさないし、他の名著を引用するだけの場合も満たさない。

次に著者以外の実践者が多数いること。著者以外の人で上手く行っているのなら、ノウハウの一般性が高く、読者が上手く習得できる可能性もすなわち高いといえる。例えば『鬼速PDCA』は両方を満たしている一例であろう。

⑤数年以内に書かれている!

ヘルスケアやライフハック関連の研究はどんどん進んでいる。5年以上前の本は名著でない限り初心者には勧められない。名著は分厚い可能性が高く読むのに時間がかかるので、結局勧められない。


以上のような、5つの点が絞るポイントになるだろう。そしてやっと本題だが、これらの項目を満たすのが、石川善樹さんの次の2冊である:

『疲れない脳をつくる』でマインドフルへ

これはライフハッカー入門として最適な1冊である。ライフハック基礎編に必要な項目をある程度カバーしている。テーマとしては「いかにマインドフルに過ごすか?」と位置づけられており、第1章では瞑想の基本を学ぶ。ここでも瞑想の最低限を学ぶだけである。いかに初心者が挫折せずに習慣化できるか、というところに焦点があるように感じる。著者の方は長年ダイエットの研究をされているらしく、習慣化の極意がこちらでも紹介されている。

ちなみに、瞑想の本はたくさん出版されていて、良いモノも多いが、それは習慣化してからのほうが良いかもしれない。瞑想特化で1冊なので、上級者向けの話も多いからだ。それよりかは、最低限のことを知識として知り、あとは実践しまくり、習慣化させる。さらにステップアップしたければ、そういう本も読めばよいだろう。

続く第2章では睡眠の話だ。いかに上手に眠るか。そのために、いつ入浴すべきか。いつ運動すべきか。ブルーライトも当然カット。カフェイン、アルコールのルールは、などと続いていく。ということで基本的な知識はすべて載っている。睡眠に特化した本も多数見かけるが、基本編ができていないのに、そういうものに手を出しても意味はない。まずはこの2章を固めよう。

そして第3章は姿勢術。腰痛や肩こり対策の話、デジタル機器対策(PCモニターやキーボードの理想的な位置)などが解説されていく。長時間座ることのリスク、そして健康的な座り方などにも迫る。

第4章は食事だ。時間のないビジネスパーソンがいかに賢く食事をとるか。仕方なくコンビニで昼食を買うにしても、どういう組み合わせが健康的で集中力を発揮できるのか。朝食はどうあるべきか。食べ方や食べる速度にも踏み込む。私はこの内容に結構影響を受けている。食事や栄養学はライフハックの重要要素の一つであり、これもまた大量に本が売っているし、ビジネス雑誌等でも度々特集されているが、基本を実践できるようになるだけで大分、日々が快適になるはずだ。

第5章は総集編のような形となっている。1日を通して、どういうことに気をつけるべきか、という観点の話が多い。

『仕事はうかつに始めるな』でゾーンへ

こちらは同じ著者による続編だ。前作がモヤモヤしたストレスフルな毎日からいかに抜け出すか、いかにマインドフルになるか、という本だった。食事、睡眠、姿勢に気をつけ、さらには毎日瞑想も5分行う。そうやってライフハッカーとしての土台を整えていくのだ。それが終われば、ライフハッカーに片足を突っ込むことになるが、両足を突っ込むにはさらにこの本の内容を身につけたい。こちらは「集中」にフォーカスした本である。

平均的なビジネスパーソンは、1時間に30回メールチェックをしているらしく、色々なことで常に気が散っており集中できていない。メールチェックだけではなく、ちょっと単語の意味をググったついでに、気付けば数十分もネットサーフィンしてしまっていた…ということは私も度々やらかしてしまう。

まずはちゃんと仕事をできる態勢を整えるために、「気を散らせるモノを遠ざける」「いやいや始めない」「終わりの時間を決める」という3点が強調されている。これらは一見当たり前だが、どれだけ実践できているだろうか?

基本編の解説のあとには、より「攻め」の要素が強い「ゾーン」の話が始まる。超絶的な没入状態を実現するフローに入るために何をすべきなのか。

本書の後半以降に解説されるのは『PEAK』(日本語タイトル:『超一流になるのは才能か努力か? 』)という名著のエッセンスを紹介した上で、ビジネスパーソンがそれを活かしていくためにできることが紹介されていく。これは非常にお勧めの本だが、少々ボリュームがあり、読むだけで楽しい&疲れてしまうので、入門レベルとしてはお勧めしていない。代わりに『仕事はうかつに始めるな』でその最低限の知識を仕入れるのが賢い戦略だと思う。

第5章以降も読み物として面白いが、ライフハッカー入門としてはこの本の第4章まででOKと思っている。

終わりに

いくら本を読んで頭でっかちになってしまっても、実践できていなければ意味がないのがライフハックである。今回紹介した本はどちらも内容の量はそんなに多くないので、読むのが早い人であれば2時間以内に読み終わるだろう。パパッとこの2冊を読み終え、内容を身につけるだけでかなりの効果が期待できるはずだぜ。ガンガン実践しよう。

広告を非表示にする

スマート体重計Withings Body Cardioで気軽に緩やかに楽しくダイエットしちゃうよ

数ヶ月前にスマート体重計Withingsを購入した。

Withingsとは2008年にフランスで創業されたベンチャー企業であるが、のちにノキアにより買収され、今年中にはノキアに統合される予定とのことである。最初のプロダクトがスマート体重計であったが、その後は血圧計、時計、睡眠計測計など様々なIoT商品を世に送り出している会社であり、ライフハッカーのファンが多い。

その中でも私が今回購入したのがWithings Body Cardioと呼ばれる体重計シリーズの中のモデル。体重、BMI、体脂肪、体水分率、筋肉量や骨量、測定機能を搭載しており、さらには心拍や脈波伝播速度を計測する機能も追加されているので、心臓の健康状態を把握することができる優れもの。スマート体重計というよりは、本格的医療端末に片足を踏み入れている印象だ。

www.withings.com

定価は2万5千円ぐらいであるが、私がAmazonで購入していた時はセール中で1万円程度まで価格が下がっていた。今確認してみたら2万円弱まではセールになっている模様。

私は毎日、朝の出かける前と、夜に帰宅した後にWithingsに乗って体重を記録している。最近は体重を測るのが楽しく、ちゃんと減少しているとすごく嬉しい。なので少しでも過去の自分に打ち勝つために、素っ裸になって体重計に乗ることも多い(笑)。

値をメモしたり記録を手動で残す必要はもちろんなく、クラウドに蓄積される。ウェブサイトのアカウントの中のダッシュボードを見ることでデータを確認することもできるし、スマートフォンアプリもあるのでそちらでも過去のデータを視覚的にチェックできる。

また多ユーザー対応もしているので、家族全員で同じ端末を利用することもできるので便利だ。

なぜスマート体重計はダイエットと相性が良いのか?

記録に残すことはライフハックの基本であるが、ダイエットの場合も同じだ。ただ、記録に残す操作自体が面倒であればストレスが溜まってしまう。この体重計であればその記録の部分が自動化されるのが素晴らしい。

そして体重というのは少しずつしか変化しない。1週間で5キロ痩せるようなことは起こらないので、外見に現れてくるまでに時間がかかる。なので、定量的に体重を計測し続け、本当にダイエットが進んでいるのか、それとも体重が増えてしまっているのか、というフィードバックを得ることが重要。数字に落とし込まれたフィードバックなしに努力を続けて結果を出すのは一般的に難しい。

ダイエットの場合は、フィードバックを得てから、そこから原因や勝因を探ることが簡単であるのが面白いところ。体重値を見るだけで、瞬時に理由が思い浮かぶ。昨日も今日も大盛りラーメン食べてしまったから増えてしまったとか、たっぷり運動して水分量が一時的に減っただけとか、ちゃんと努力が現れてるじゃないか!と喜んだりすることができる。難しいデータ分析も何も要らないので、PDCAとしては初級レベルだ。

数ヶ月の結果、どうなったのか?

この体重計を購入してからは、このサイクルを確立することができ、夜食や間食は自然と控えるようになった。あまり大盛りを頼まなくもなった。特にダイエットに向けて対策を練ったりしているわけではないが、ゆる〜く体重が減少傾向にある。具体的には月に1キロ弱のペースで減少中だ。

終わりに

ということで、ゆる〜く、気軽に長期的にダイエットしていきたい、ダイエットでストレスを溜めたくない、という人にはお勧めかもしれない。あとはいろいろな項目のデータが蓄積されるので、データを溜めるのが好きなデータヲタクにももちろんお勧めだ。

広告を非表示にする

激動の時代を生き抜くサバイバルサーファーになるために

一昨日発売されたばかりの『3年後に結果を出すための最速成長』(著:赤羽雄二さん)を読んでみた。面白かったのでレビューをアップするぜ。

本書は、「未来予測」+「キャリア構築」を絶妙にブレンドした面白い本になっている。一見、ありふれたテーマであるが、多くの場合、こういうビジネス書は次のどちらかに偏ってしまっている。

一つは、「未来予測」に重心がある場合は、著者が未来を夢想することで終始してしまう場合で、キャリア的な結論が乏しいモノ。確かに哲学的で、読んでいて面白くないわけではないが、結論が「人間的なクリエイティブな仕事が残るので、そういうベクトルを目指しましょう」というフワフワとしたものになりがちだ。

一方で、「キャリア構築」に重心がある場合は、直近の技術トレンドがしっかりと捉えられていない場合が多い。「仕事がなくなる時代の生き方」のようなキャッチコピーを出しておきながら、どのような仕事がどのように、なぜなくなるのかという深い分析、もしくは具体性のあるマテリアルが全然出てこない。10年以上前から見聞きしてきた内容の域を出ないことが多い。

本書に話を戻すと、こちらはそのどちらにも偏らない内容になっており、近年の技術発展による世の中の急速的変化を的確に捉え、未来予測は非常に難しいと認識した上で、「現時点で既にこういう変化が起きているのだから、少なくとも数年後はこうなるだろうし、5年後〜10年後はベクトルとしてはこういう方向になるだろう。そう考えれば、今からやるべきことはこういうことになるのではないか?」という話が超具体的に進められていく。

例えば、秘書業務の中でも特に腕の見せどころである「接待に最高なレストランの選定、場所おさえ、見晴らしのいい席の確保など」は、気遣い・配慮に基づく高度な「人間的」スキルが必要に見える。なので機械で代替できなさそうだが、こういうものこそ「一番アプリ化しやすいところ」と解説が続く。このようにあらゆる業務・職業がどのように、どのぐらいのタイムスパンでなぜなくなっていくのかが解説されていくので読んでいて面白い。こういう具体的な記述が非常に多く出てくる。

そして最近のキャリア本と言えば、やはりAIの解説が多いのが特徴かもしれない。本書もAIや関連するビッグデータ、IoT、ドローン、ウェアラブルなどを丁寧に解説していき、社会・産業そして個人に対してどのようなインパクトがあり、どのようなビジネスチャンスが生まれるのかをカバーしている。(これが第2章。)

だが、面白いのは、一番深く解説されているのがブロックチェーンインパクトであるということ。スマートコントラクト、プライベートブロックチェーン、パブリックブロックチェーンなど、キャリア本にはあまり登場しないワードも多数出て来る。初見の人のための解説も付いているので、心配ない。これらにより、銀行業務、証券業務の存在意義が根本から問われ、社員の大半がなぜ不要になるかがわかるし、全産業における会計、監査、経理、財務の仕事の大変がなぜブロックチェーンによって消滅していくのかが理解できる。個人的にはこの章(第3章)が一番面白い。ブロックチェーンの最低限はこの章でしっかりと固めておこう。

政治経済、企業組織寄りの未来予測については続く第4章、第5章。ここまでで実に様々な話が網羅されているが、一つ一つのテーマに対して、「結局どういうリスクが迫っていて、逆にどういうチャンスが生まれる可能性があるのか?」という著者の考えも合わせて解説されるので、これをベースにして読者がさらに考えを深めたり、行動に移しやすいような構成になっているのも本書の魅力だ。

第6章以降はいよいよ、「仕事がなくなる時代が来る前に身につけておきたいこと」という本題に入っていく。人生設計力から始まり、成長力、モチベーション維持、コーチング、情報収集術、分析力、洞察力の鍛え方、いかに即断即決・即実行するか、英語力のポイント、そして転職や起業のアドバイスまで。もちろん『ゼロ秒思考』ファンの皆さんにはお馴染みの思考力の鍛え方も。第1章〜第5章を読んだ後だと、なぜそういうスキルを一刻も早く強化すべきなのかが「なるほどなぁ…」という感じでスッと入ってくる。

ついに日本もココまで来たか、とショックを受けなくもないが、津波に飲み込まれるのではなく、その上でサーフィングをするサバイバルサーファーになるのが残された道であり、それに向けて最速成長するしかない、という危機感を強く持つことができる。結構刺激的だぞ。

ということで、短いがレビューしてみた。

気になる人はまずはこちらのシリーズを読んでみて、面白そうだったら実際に本の方も読んでみることをお勧めする。
best-times.jp

広告を非表示にする

初心者が『鬼速PDCA』を実践に移した半年間を詳細に振り返る

『鬼速PDCA』を実践し始めてから、早くも半年以上が経過した。2016年10月24日に発売されたビジネス書であるが、発売日前日から本屋でゲットして読み込み、「コレはSUGEE!」と思い、それ以降は本に書いてあることに沿って半年間の月日を過ごしてきた。

PしてDしてCしてAして、

またPしてDしてCしてAして、

途中で鬼フェスやって、

そしてDやってCやって、

AやったらDに戻って、

たまにC忘れて、

PしてDしてCしてAして、

時々Pが崩壊して、

でもPを立て直して、

やっぱりPしてDしてCしてAして。

そんな日々を繰り返してきたら、10月時点では「これはなかなかハードな目標」と思っていた目標を4月に達成することができた。実際には運もそこそこあるので、すべてが『鬼速PDCA』のお陰というと大袈裟になってしまうかもしれないが、『鬼速PDCA』を践していなければ達成はできていなかったと確信している。せっかくなので、いくつか半年間取り組んできた時点での『鬼速PDCA』に対するコツや感想を残しておきたい。

最初の数ヶ月が勝負

半年経ってみて振り返ると、最初の数ヶ月で自分の『鬼速PDCA』に対する型が出来上がるように思う。私の場合は2016年10月末に開始したので、2017年1月末ぐらいまでで型がある程度体に染み付いてしまっていた。どういうことかと言うと、1月末までに身についた内容はその後もずっと継続できたけど、1月末までに身につかなかった内容は、その後あまり身につかなかったということである。

例えば、土日の午前中に一時間振り返る、なるほどシートに毎日記入する、Togglで起きている時間はすべてログをとる、セルフトークをするなどと言ったことは完全に体が覚えたレベルに達した。だが、1月末の時点で身についていなかった複数のPDCAを回すとか、マインドマップを使いこなすとか、週に2回振り返るとか、そういうことは今でも満足に出来るようになっていない。

2月に入ってから自分のラーニングカーブが緩やかになってきているという危機感を、当時から既に感じていたので、苦肉の策として「鬼速PDCAフェスティバル」(鬼フェス)というアイデアが浮かんできた。鬼フェスというのは、このブログ上で2017年2月18日から3月7日まで、毎日欠かさず『鬼速PDCA』に関する実践記事をあらゆる観点から公開し続けた祭りイベントである。これにより強制的にラーニングカーブの角度を半強制的に高めようとした。

確かに、鬼フェスは期待していた通り、自分の習慣を打ち破る効果は多少あった。でも、鬼Pデビューしてからの最初の数ヶ月にもう少し『鬼速PDCA』のための時間を確保すれば、もっと効果的だったんだろうな…と後悔の気持ちが残る。

でもこれって事前にはわからないんだよね。今から振り返れば、『鬼速PDCA』が自分にどれだけ合っているかわかっているので、「フルコミットすれば良かった」と口で言うことは簡単だが、当時はそこまでの確信は持てなかった。もちろん「コレはSUGEE!」と思っていたのは事実で、だからこそブログでも数多くの記事を公開してきたわけである。

だが、実際にはもっとすごかった。最初の数ヶ月は、土曜日の朝1,2時間だけじゃなくて、さらに1,2時間をマインドマップの練習タイムとか、個別のスキルを高めるために設けても良かったかも。そうやって自分の型をもっとしっかりしたものにすればよかったな、と。そこが心残りである。

もしこのブログの読者の方で、『鬼速PDCA』に取り組み始めてから数ヶ月以内の段階の人がいて、もし自分に鬼Pが合っているという感覚があるのであれば、「今きっとすごく大事な時期ですよ!どんどん吸収したほうが良いですよ!」とお伝えしたい。時間が立てば立つほど、身につけるのが難しくなってくる可能性があるからだ。

ただ、一般的に何かを学習するというのはそういうことである。だから私にとっては、これからは緩やかに鬼P力を高め続ける地道な挑戦を続けられるかが勝負になるのかもしれない。まだわからないが、それは1年経過後のブログ記事でまた報告したい。

初心者は一つのPDCAに集中

逆に最初の数ヶ月に取り組むには、ハードルが高いと思ったこともある。そのうちの一つが、複数のPDCAを同時に回すこと。何度か挑戦したが、負荷が高すぎて毎回挫折。例えば「運動・健康のためのPDCA」などをメインPDCAと併用していた時期もあったが、結局挫折。最初の数ヶ月は、まずは心の底から達成したいメインゴールに向けたPDCAに集中することが重要だと感じた。

逆に言えば、これから複数PDCAに再挑戦してみるのはアリかもなぁ。これもまた一年経過時(半年後)のブログ記事で結果を報告しよう。

月次のゴールと半年のゴール

私は10月末に「4月までに〇〇を達成」という目標を立てていた。しかし実際には半年の巨大PDCAを立てる力はなかったので、本にも推奨されていた1ヶ月単位のPDCAを立てた。4月までに〇〇を達成するには、1ヶ月後にこれだけできるようになりたいというのを立てるだけ。11月末、12月末、1月末…と、それを毎月繰り返した。2月ぐらいからは非常に焦ってくる。それでもP & D & C & Aループ。そうしたら、なんと4月のリミットで無事達成。

私の場合は「4月までに達成しないといけないという制約」があったことも勝因の一つ。なぜなら、それが良い心のプレッシャーになったからである。それがなければ、延期してしまっていたかもしれない。「心から達成したい」+「いついつまでに達成しないとヤバイ」が組み合わされば、効果を発揮しやすいのではないか。

やっぱり振り返りは超重要

私は週次の振り返りはほとんど欠かさず行ってきた。まぁ、もちろん何回かはスキップしちゃったけど。

コレがすごい重要なんだよね。コレを飛ばした週は、主観的な鬼速感が急激に薄まる。振り返りをしっかりやった週は成長を感じられるし、改善案・伸長案も浮かんでいるので、新たな工夫などもどんどん取り入れることができ、基本的には加速していく。だから鬼速感を感じやすい。「オレ、鬼速!」と胸を張れるようになる(ココロの中だけで)。

「最近、鬼速感出てるか?」と自分に問いかけてみよう。ちゃんと振り返りが効いている週であれば、YUP, OF COURSE!と心が反論してくれる。「いやぁ、鬼速感出てねぇわ」という声が聞こえてくる時、振り返りしてる?私の場合は振り返りの有無と鬼速感に強い相関があった。なので週次の振り返りはMUSTだね。

個人的にやってよかったのは、トイレの壁に、振り返りの書いた紙を貼り付けることである。その紙には前週に達成したこと、反省した上での改善案・伸長案などが書いてある。1日に一回以上はじっくりとその紙を眺めることになり、自然と頭に叩き込まれる。「そんなことをしなくても反省したことは頭に入っているだろう」と思うかもしれないが、一日経っただけでもほとんど忘れていると思ったほうが良い。まずは両面テープでクリアフォルダを貼り付けて、その中の紙を毎週入れ替えるやり方がお勧めだ。

前述の通り、半週振り返りには何度か挑戦したが、まだ身についていない。平日の夜にヘトヘトになっているときは、日次の振り返りシートを書くだけで精一杯。これは諦めて、今では週次振り返りに集中しているが、そろそろ半周振り返りに再挑戦してみようか。

もちろん不安もある

「本当に前に進んでいるのか?」という不安も、もちろんある。

特に努力が線形に結果に反映されない分野であるほど、不安になるはずだ。私の場合は3月まで全然結果が出ず、「ヤベえやん」とピンチな感じだったが、4月にギリギリで開花した。ありきたりのメッセージになってしまうが、結局は日々の積み重ね、毎週の振り返りの積み重ねが大きな目標を達成する上で効いてくるのではないか。

不安なときは、1ヶ月前の振り返りメモを読み返したりすると、自分の成長が感じられる。「オオォ!鬼速感あるねぇ!」と思える。不安になったら、過去の計画時のメモ書き、なるほどシートの投稿など、色んな材料をざっと振り返ってみると、不安感が薄くなるかと思う。もちろん、不安を無意味なものとして除外すれば良いとは限らないので、不安のもとから解消するという対策も。例えば仮説が正しいかどうかの検証を行うなど、必要な考える時間はちゃんと取るように。そういう意味でも、やっぱり振り返りは重要。

目標はすぐにアップデート

4月に目標を達成してからは、しばらく鬼速風に走れなくなった。「これはさすがに困難だな」と半年前に思っていた目標にたどり着いたことで、結構な満足感を得てしまった。当たり前だが、目標と現実のギャップが突然にゼロに収束する。それまでの半年間の疲れを、少しの期間だけでも良いので、癒やしたい気持ちもなくはない。

それにある目標を達成すると、結果的に忙しくなる。一例を挙げると、転職を目標にしていれば、転職が決まった後、転職準備や転職先で新しい仕事を覚えることに日々、精一杯になってしまいやすいだろう。「まぁ、慣れるまではPDCAは置いておくか」という罠がある。しかも、別にサボってぼーっとしているわけではないので、罠だと気づきにくい。

最終目標を引き上げることをここ半年間行ってこなかったので、若干戸惑ったが、そういうスキルも磨いていきたい。そういえば黒本にもそういう話が出ていた。引用してみよう。

そもそも人間はステージが上がるにつれ目標も上がるはずです。たとえば、本が好きな学生からすれば出版社で働くことは夢でしょう。でも、いざ働きだしたら普通のことになって、10万部のヒット作を夢見る。でも、それも実現してしまえば今度は100万部売りたくなる。これが自然ですよね。

私も初対面の方からよく「なぜ業界最大手だった証券会社を辞めたんですか。給料もいいのに、もったいない」と言われることがあります。でも私からすれば「それが目標ではなかったので・・・」としか言いようがないのです。大富豪になる人たちはこうした目標のアップデートを誰よりも頻繁に繰り返しているにすぎません。そうやって高い目標を持ち続け、自ら描く未来にワクワクしながら、自分の可能性を常に広げているのです。人は現場で満足した時点で成長が止まります。そして、未来でなく今や過去を生きることに専念しだします。

PDCAサイクルを本当に鬼速で回すには、目標達成・目標引き上げサイクルのレイヤーも鬼速で回せるようにならないといけないということだ。このあたりの実践も半年後のブログ記事で報告できるよう取り組んでいきたい。

終わりに

「自分は『鬼速PDCA』をやってみるべきか?」だったり、「少しやっているけど、さらにコミットすべきか?」などの疑問を感じている人もいるかもしれない。そうだとしたら、以下の3つが当てはまるかどうかを考えると、わかりやすい。

① 心の底から達成したい目標がある
→繰り返しになるが、出発点として重要

② 『鬼速PDCA』に感銘を受けた
→自分の時間と労力をコミットするモチベの源泉

③ ライフハック好き
→『鬼速PDCA』の細かさについていく性格が必要

あたりかな?
当てはまる方はアクセル全開にしないと、あとで後悔するよ!

実践されている方、補足だったり、その他のコツなどあれば、是非コメントください^^

広告を非表示にする

アイデア大全フェスティバルの開幕だぜ!

数ヶ月前に、ライフハッカー仲間から『アイデア大全』(著:読書猿さん)が良いと勧められたので買って読んでみたのだが、コレが良いというどころではなく、非常に良いのである。内容は「いかにアイデアを生み出すか?」ということに焦点を当て、そのための思考ツールを42個、紹介していくものである。ビジネスパーソンには有名な「なぜなぜ分析」だったり、このブログでも何度か紹介してきたゼロ秒思考にも通じるものがある「ノンストップ・ライティング」の他、「エジソン・ノート」や「コンセプト・ファン」など、ありとあらゆるアイデア創出ツールが紹介されていく本なのである。

しかも、一つ一つのアイデアツールに対して、レシピ、サンプル、レビューが説明されていく。レシピとは、文字通りどのようにツールを使うのかという手順の部分である。サンプルというのは具体例・実例などが紹介されるが、歴史上の出来事やビジネスモデルの例などが紹介されることも多い。読み終わってみると、企業経済の中でのブレイクスルーの多くは、「1人の人間のひらめきアイデア」がベースになっているのだな、という気持ちになってくる。そう考えると、自分が同じようなアイデアを思いつくことができるという前提に立てば、自分の人生も今後、面白いことが起こるかもしれないなぁ、という希望が湧いてくるのである。最後のレビューというのは、そのツールが生まれた背景、哲学的部分の解説が入る。

著者はネットでは有名な読書猿さんである。本書の著者略歴を引用すると、

正体不明、正体不明、博覧強記の読書家。
メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している。人を食ったようなペンネームだが「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。

とのことであり、なんだか並々ならぬ感じが伝わってくる。実際に本書を読んでもらうとわかるが、「ホエ〜よくココまでまとめたなぁ……」と脱力するぐらい良くまとまっており、「私は何度生まれ変わってもこのような本を書けるようにならないだろうなぁ。はぁ。」とため息が出てしまうレベルだ。ちなみに読書猿さんのブログとツイッターこちら。

さて、そんな面白い本を読んだ後、いくつかのツールを試してみた。すると、結構面白いアイデアが出て来る。実はそのうちの幾つかは結局ボツになったのだが、「短期間でこんなに面白いアイデアでちゃうのか…」と早くも威力を感じているところである。

だが、問題はその後である。幾つか試して満足してしまい、それからはまったくアイデアツールを実践していない!これはいかぬ、「どうすればよいのだ?」と色々考えていたら、やはり行き着くのはフェスティバルである。

イデア大全フェスティバルの詳細

はい、アイデア大全フェスティバル(略称:アイフェス)、やりますよ。ヒヤッハー!再び踊り狂う時が来ましたよ!以前の鬼速PDCAフェスティバル(略称:オニフェス)に続く、第2弾の読書実践型フェスである。
toricago.hatenablog.com

ただし、今回のアイフェスは前回のオニフェスと大きく異るところがある。前回は誰でも気軽に参加できるという自由参加型としていたのだが、今回は非公開フェスティバルにする予定だ。祭り参加者は非公開Google Sheetsに招待するので、そこでアイデア大全をゴリゴリと実践していく。理由はアイデア大全が実践してこそ意味があるからだ。実践しなければ、アイデア力は全然伸びないだろう。オニフェスは本を読んでいない人も楽しんでもらえるようなエンターテインメント性も追求していたが、アイフェスでは路線を少し変更したい、という主旨だ。

また、屋台(ブログ記事)を数多く出店する負担はそれなりに大きいので、今回はアイデア大全のツールを実践するところだけに力をとことん注ぎたい、という理由もある。

イデア大全フェスティバルのスケジュール

スケジュールとしては今週末から開始するが、2日毎に一つのツールを実践していく。実践したツールに◯をつけて、コメント、感想、コツなどを簡単に可能な範囲で書き込む。私は全て実践するつもりであるが、必ずしも参加者にすべてのツールを実践することを義務付けるつもりはない。だが、前半戦・後半戦どちらか参加した中で、少なくとも5〜10個は実践する気持ちがある人に参加してほしい。

ちなみに前半戦と後半戦というのは、本書の第1部と第2部に相当する。第1部とは「0から1へ」というテーマ、第2部は「1から複数へ」というテーマである。皆さん、それぞれ仕事や学校、趣味などで必要なアイデア力がどのような性質なのかを考えた上で、どちらかを選んでもらえればと思う。もちろん、両方とも参加してもらうのも大歓迎である。

ちなみに仕事の内容を簡単に公開できない人も多いと思うので、伏せるところは伏せて、公開可能な範囲で感想などをメンバー間でシェアしていくようなゆるい運営をしていくつもり。なので、オープンにできない人も大歓迎。

前半戦

日付イデア大全ツール名
2017/4/15バグリスト
2017/4/17フォーカシング
2017/4/19TAEのマイセンテンスシート
2017/4/21エジソン・ノート
2017/4/23ノンストップ・ライティング
2017/4/25ランダム刺激
2017/4/27エクスカーション
2017/4/29セレンディピティ・カード
2017/5/1フィンケの曖昧な部品
2017/5/3ケプナー・トリゴーの状況把握
2017/5/5空間と時間のグリッド
2017/5/7事例-コード・マトリクス
2017/5/9P.K.ディックの質問
2017/5/11なぜなぜ分析
2017/5/13キプリング・メソッド
2017/5/15コンセプト・ファン
2017/5/17ケプナー・トリゴーの問題分析
2017/5/19仮定破壊
2017/5/21問題逆転

後半戦

日付イデア大全ツール名
2017/5/23ルビッチならどうする?
2017/5/25ディズニーの3つの部屋
2017/5/27ヴァーチャル賢人会議
2017/5/29オズボーン・チェックリスト
2017/5/31関係アルゴリズム
2017/6/2デペイズマン
2017/6/4さくらんぼ分割法
2017/6/6属性列挙法
2017/6/8形態分析法
2017/6/10モールスのライバル学習
2017/6/12弁証法的発想法
2017/6/14対立解消図(蒸発する雲)
2017/6/16バイオニクス法
2017/6/18ゴードンの4つの類比(アナロジー)
2017/6/20等価変換法
2017/6/22NM法T型
2017/6/24源内の呪術的コピーライティング
2017/6/26カイヨワの〈対角線の科学〉
2017/6/28シソーラスパラフレーズ
2017/6/30タルムードの弁証法
2017/7/2赤毛の猟犬
2017/7/4ポアンカレのインキュベーション
2017/7/6夢見

イデア大全フェスティバルの参加方法

前半戦に参加する予定の人は、4月15日の午前中までに、後半戦の場合は5月22日の夜までにtoricagoblog at gmail dot comまで連絡をしてほしい。メールの内容としては、以下の4点を記入すること。(締切に間に合わなかった場合も受け付けるかもしれません。念のため連絡ください^^)

  • イデア大全を実践したいと思ったモチベーション、意気込みを簡単に説明
  • 名前(Google Sheetsで利用するため。ペンネーム可)
  • 参加したい部(前半戦、後半戦、両方のどれか)
  • 実践予定のツール名(少なくとも5つは選択すること)

そして、本を買って頂くとフェスがやりやすいので、購入をお勧めする。

終わりに

ということで、踊り狂う実践型スパルタ祭り。一緒に想像力とブレイクスルーを生み出していきませんか!?読んだけどまだ実践できていない人、少しだけ実践してみた人、読んでないけど気になる人、これは参加するしかないぜ!未読の人は今すぐポチらないと間に合わないぞ!ガンガンいこうぜ

広告を非表示にする