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爆走仕事術〜文字通り運動しながら仕事する〜

 健康に気を遣うビジネスパーソンの多くがジムに通ったり、家の周りをランニングしたりしていると思う。私も週に4〜5回は運動をすることが習慣になっている。運動は素晴らしい。オフィスで鈍った体がほぐれる。体内時計が調整される。夜の寝付きが良くなる。嫌なことを忘れ、ストレスも解消される。気持ちがすっきりする。明日も頑張ろうと思える。頭の回転も良くなる気がする。そういう研究結果もあるらしい。
 だが、あるジレンマに悩まされるのだ。例えば、こんな心の声が自分を襲ってくるのだ。

  • 「運動すればするほど仕事・勉強の時間が減るんだぞ?」
  • 「プロのスポーツ選手でもあるまい。それなのに、こんなに頻繁にジムに通っていて良いのか?」
  • 「本当は自分が運動が好きなだけで、健康を言い訳にしていないか?」
  • 「本末転倒になっていないか?」

そしてあるとき、そういう心の声に絶えられなくなった。でも、運動は好きなのだ。辞められない。試しに運動の回数を減らしてみたが、運動しなかった日は体が重いし、ネガティブな気持ちが放出されずに体内に溜まってしまう。仕方がないので、運動しながら仕事・勉強を進めることにしたのだが、コレが意外にも良かった。
 「運動しながら仕事をするなんて、さすがに度が過ぎる」というツッコミもあると思う。もし、週に1回ぐらいしか運動しない人であれば、それは思う存分、運動を味わって、その間は仕事のことも忘れてしまうのが良いかもしれない。しかし、私のようにほとんど毎日運動をする人にとっては、「運動しながら何もしない」というのは贅沢過ぎるのだ。もし、私のような人がいて、「運動したいけど、運動しすぎることにどこか罪悪感がある」と感じている人に是非読んで欲しい。

爆走仕事術とは何か?

 ということで、今回は運動しながら仕事をするコツを幾つか紹介していこう。本記事は主に、ジムでの運動を想定しているが、外でのランニングにも一部応用可能だ。運動しながら仕事・勉強をするのはやはり難しいのだが、簡単な順番から紹介すると「聞く」「見る」「書く」となるので、それぞれ見ていこう。

爆走仕事術〜聞くコツ〜

 まずは、「聞く」のが一番簡単だ。既に実践している人も多いかもしれないが、イヤホンをつけて学びたいことを流していく。一つ目のお勧めは語学で、英語や中国語の学習を行えるようなアプリを利用したり、語学の参考書に付いていた音楽ファイルを流したりすることだ。たぶん、語学を熱心に鍛えている人は、既に色々と好みのアプリや学習方法があると思うので、運動中にそれをひたすら流していくのだ。
 二つ目のお勧めは、ニュースを流すことだ。私が利用しているのはテレビ東京のビジネスオンデマンドというアプリ。コレは月額540円で、テレビ東京の主要コンテンツであるWBSやモーニングサテライトをすべて見れてしまうのだ。ビジネスパーソンが食事しながらでも理解できるように設計されているので、運動中でもかなり頭に入ってくる。実は映像は必要ない。例えば、トヨタのニュースを報道している間は、実はトヨタの本社の映像がずっと映っているだけだったりする。音声だけでほとんど理解できてしまう。
 なぜ「聞く」ことが運動と相性が良いかというと、運動している間は体が大きく揺れるからだ。書いたり見たりすることはそのぶん難易度が高い。そう考えると、聞くことは爆走仕事術の入門としてはちょうど良い。

爆走仕事術〜見るコツ〜

 次は「見る」ための話だ。やはり、耳からの情報だけでは出来ることが限られてしまうので、聞くことに慣れてきたら、こちらに挑戦して欲しい。
 お勧めは読書である。読書と言っても、難しい技術書や参考書、教科書というよりは、ビジネス書のように、数時間で読み終わるような物が良い。ビジネス書は忙しいサラリーマンが、電車の中でも読めるようになっている物が多いので、運動中でも読みやすい。入門者はエアロバイクのように、目線が揺れないトレーニング中の読書からスタートするのが良いだろう。
 それが難なくこなせるようになったら、ランニングマシーンでの読書に挑戦だ。ランニングマシーンでは、手に本を持ちながら走ると、当たり前だがほとんど読めない。そこで、私はiPadを前に置き、Kindleを起動する。Kindleは文字サイズを大きく出来るので、なるべき大きくする。そうすると、走りながらでも快適に読書ができる。ページをめくるのもスワイプだけなので簡単だ。ただし、気に入った箇所をハイライトするのは少し難しいので、諦めている。ランニングマシーンは前に物置スペース、テレビスペースがあるので、その上に置くとちょうど良い。
 読書以外には、タブレットを用いて、情報収集アプリFeedlyをチェックすることである。ニュース記事なども、走りながら読むことは苦ではない。一方で、メールチェックはお勧めできない。読むのは簡単だが、返信は面倒だ。誤字が多くなってしまうからだ。普段は返信スピードに拘っているが、運動中は諦めることにしている。

 私は実は単語カードマニアでもあるので、単語カードもジムでは良く使う。どのように使っているかは別の記事で紹介出来ればと思っているが、単語カードを使う人は、ジムでも使ってみることをお勧めする。単語カードは一枚一枚で話が完結するし、暗記系のため頭を使わない。そのため、脳が走ることで精一杯になっている時でも、単語カードの内容に集中できる。
 ちなみに、ランニングマシーンでは時速12kmを超えるとほとんど仕事・勉強できない。さすがに走ることで精一杯になる。お勧めは時速8〜10kmあたり。これは個人差があると思うので、色々と試してもらった方が良いだろう。

爆走仕事術〜書くコツ〜

 最後は、「書く」ための話だ。さすがにランニングマシーンで走りながら書くことは出来ないが、エアロバイクのようなシチュエーションであれば、書くことは意外に簡単だ。クリップボードとペンを持ち込み、漕ぎながらどんどん書く。
 一つ目のお勧めはやはり、ゼロ秒思考のA4メモ書き。パーソナルな内容は周りの目が気になってしまうので、次のブログ記事のブレストや、仕事に関わる堅い内容がおすすめだ。運動しているので、時間制限は特に設けていない。汗が紙にぽとぽと落ちるが、特に気にしない。ゼロ秒思考を聞いたことがない人は、こちらの記事も読んでみて欲しい。

 二つ目は、参考書などを勉強するときに、練習問題の答えを書いていくことだ。参考書はエアロバイクに付いているテレビの上に置く。クリップボードと紙は左手で、ペンを右手で持つ。あとは、どんどん勉強するだけだ。言葉で説明すると、すごく難しそうだが、やってみるとスイスイ勉強が進む。周囲の目線はあまり感じないのでそんなに恥ずかしくもない。慣れの問題だ。

終わりに

 以上で、運動しながら仕事や勉強を進めるコツを「聞く」「見る」「書く」という3つの方法に別けて紹介してみた。運動が好き。でも仕事の時間が奪われることに罪悪感がある。そう感じている人がいれば、是非試してみて欲しい。

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