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Toricago Lifehack Research

何年たっても新年の目標を完遂できない人のための、2017年こそ爆走する新年力の鍛え方

PDCA

 ときは2017年1月1日午前7時。新年。そうかそうか、ついに2017年か。ヒエ〜良い響きだぜ。新しい一年が始まった。楽しい年越しの影響により若干寝不足だが、無事に早起きも達成できた。幸先の良いスタートを切れたぜ。静かな朝の2〜3時間ほどを使って、Toricagoは自身の2016年を振り返る。そして2017年をどんな年にしたいかと目標を熟考していく。そうこうしているうちに、気付けば初詣のために出かける時間になってしまったが、漠然と頭の中で考えていた新年の目標を言語化できたので大満足。今年は〇〇と〇〇と〇〇を達成していくぜ。ガハハ。実はすでに死亡フラグが立ちまくっているが、そんなことには気付かないToricago。
 そして残りの年始のお休みは滅多に集まれない地元の友達と再会したり、家族サービスや買い物・初詣などであっという間に終わる。
 そして仕事始め。元日は早起きできたが、年末年始の忘年会や年越し会、新年会(そしてその2次会)などで完全に夜型の生活リズムとなり、疲れも残っている。全然リフレッシュできていない。再び始まる会社の仕事のスピード感に馴染むのに苦労する。偉い人から「今年はこんな年にしていくぞ!」と発破をかけられるが、冴えないスタートを切るToricago。だが、甘いことは言っていられない。1月は一年の始まりとして、色々とやらないといけない仕事がある。それらを片付けているうちに仕事のペースがToricagoに戻ってきて、いつも通りの自分が復活。
 「そういえば今年は〇〇と〇〇を達成するんだ!あれ、もう一つあった気もする…」と頭の片隅では新年の目標についてずっと意識している。実際に痩せるためにジムに入会したり、英会話のコースを開始したりしたが、徐々にモチベーションも低下してきている。最後にジムに行ってから2週間以上も経過してしまった。日々の業務に忙殺され、また年末になると期間限定で出没する「今年はあと〇〇日しかないぜ!やばいぜ!」と発破をかけてくる煽りマンもすっかり静かになってしまったので、仕事をこなすだけで、それ以外はのんびりしてしまう。
 花火大会、お祭り、下期スタート、紅葉、ハロウィーン、クリスマス、忘年会と夏から年末にかけては何かと「人生を前に進めていくぜ!」という高揚感・緊張感があったが、1月・2月は新成人を除きイベントも少ないし、日照時間も短いし寒いので、セロトニンも不足し、どうもやる気が出ない。徐々に新年目標のために時間を割くことが難しくなっていく。頭の片隅で目標のことはまだ意識しているので、目標達成に近づいていないことに罪悪感を感じ始めている。脳はToricagoに内緒で「どうすればこの精神的に苦しい状況を回避できるか?」と悪知恵を働かせ始めているところである。
 そして、3月になると会社の中は「年度末だ!気合いを入れていくぞ!」という雰囲気に包まれる。再び少し忙しくなり、ここで目標のために割く時間がとうとうゼロになる。ここでずっと不快に思っていた脳が閃き、「大丈夫。4月という新年度があるよ。ここでまた目標を立てればいいじゃないか!君は何も悪くないぜ」と自信満々に言ってくる。それに対してToricagoは「ほうほう、確かにそうだな。次年度こそは!!」と気合いを入れる。本来は「自分がなぜ目標のために努力できなかったのか?」や「どうすれば努力を仕組み化できるか?」「そもそも目標の立て方が間違っていたのでは?」ということを考えていくことで状況を少しずつ変えていく必要があるのだが、そういうことは残念ながら一切行われない。
 そして、ときは2017年4月1日(土曜日)。午前7時。新年度。ヒエ〜良い響きだぜ。「土曜日なのに無事に早起きも達成できたし、幸先の良いスタートを切れそうだぜ!」そう自分に言い聞かせ、1月〜3月と同じことを4月〜6月に繰り返す。
 3度目のチャンスはToricagoには訪れない。そのまま夏は終わり、秋が終わり、街がイルミネーションで色づいていく。「今年はあと34日しかないですね笑」と、恒例の煽りマンが至る所で出没し始める。「今年の俺は一体何をやったのか?」と罪悪感も感じる。でも、そもそも目標らしきものは頭の中から消え失せているので、何をすれば良いのかもわからない。自分の2017の目標も、2017年の目標も思い出せない。なんとなく焦るだけで、気付けば年末の忙しさに溺れてしまい、ついに2017年が幕を閉じる。

なぜ、私達は新年の目標を完遂できないのか?

 さて、新年の目標をいつまでたっても達成できないToricagoのような悪循環に陥ってしまった場合、どのようにして新年の目標を完遂する「新年力」を鍛えればよいのか?それを理解するために、まず「なぜ、私達は新年の目標を完遂できないのか?」ということを考えてみよう。大きく5つの理由がある。
 1つ目として、そもそも、元日に目標を立てるというのが遅い。年を越した瞬間に、目標は頭の中にバシッと叩き込まれているべきである。
 2つ目として、そもそも新年の目標立案のためにかけた時間が数時間というのはあまりに少ない。少なくとも10時間、できれば数十時間は新年の目標のためにかけるべきである。さらに言えば、新年の目標が妥当かどうかを、数週間かけてそのミニチュア版を旧年中に試してみるべきである。
 デキる人であれば短い時間でも良いかもしれないが、私含め凡人は、過去を振り返り、状況を整理し、次の年のプランを考えていくことを数時間で終わらせることは難しい。振り返り方やミニチュア版目標の立て方の詳細は後述する。
 3つ目として、実現可能性を度外視して、夢のような目標を立ててしまうこと。普段から目標を立て、そのために前進し、未達なら目標を修正するというサイクルを回している人であれば良いが、そうでない場合は目標の規模がバブル化しやすい。夢のような目標を立てることは悪いことではないが、それを実現させるために頭をフル回転させる覚悟なく立てても、「宝くじを買って当選を夢見て楽しむ」と状況は同じだ。もちろん宝くじと同様に、それだけでも一定のエンタメ的価値はあるので、全否定はしないが、新年力を鍛える上ではお勧めしない。
 4つ目として、一年というタイムスパンは人間の想像を超えているので、立てた目標が本当に1年の目標にふさわしいのか判断しづらい。例えば5キロしか走ったことがない人が突然ウルトラマラソンを新年の目標に立てることは現実的だろうか。それを正しく判断するには、ウルトラマラソンを完遂するために自分に足りない能力・体力・筋力を見定め、それを埋めるために何が必要で、そのために自分が毎週何時間、運動に避いていくのかを考えなければならない。経験者にインタビューすることも必要になるかもしれない。もしかしたら新年の目標というよりは、今後3年間の目標に変更すべき、という結論もありうる。
 5つ目として、急いで無理やり目標を立ててしまったことにより、自分が心の底からそれを達成したいと思っていない場合もありうる。その場合、1月中旬にもなれば、既にモチベーションは低下し、その目標のことはどうでも良くなり、すぐに忘れてしまうだろう。
 以上5つの要因により、私達は新年の目標を完遂できない。それでは上記の5つの問題を念頭に置きながら、新年の目標を立てる方法を具体的に見ていこう。2016年12月中にどんどん進めてほしい。11月中に始めることができればさらに良い。

まずは過去一年間の出来事をすべて、短期記憶に突っ込む

 来年の目標を立てようとして突然振り返ろうとしても、2016年の1年間のことを記憶だけを頼りにしても上手く振り返れないはずだ。まずは、すべてを思い出す、掘り起こすことが第1ステップとなる。それによって、一年間に起きたことを短期記憶に詰め込む。ここでどれだけ詰め込めるかがポイントだ。詰め込んだ後に続けて振り返りも行うので、平日の夜に一時間で済ませよう、なんて簡単にできることではない。できれば休みの日の半日は最低でも割いてみるべきだと考えている。
 一年間のことをちゃんと詰め込むことができれば、振り返りの精度が向上する。「意外と色んなことをやってきたなぁ」とか「そういえば今年春にこんなこともあったな」と次々と思い出していく。普段は毎日毎日を乗り越えることで精一杯なので、一年間をちゃんと一つの物語・ストーリーとして浮かび上がらせる気持ちも重要。
 振り返る項目としては、例えば、以下のようなものがある。各自、自分が利用しているアプリやツールなどを思い出して、適宜入れ替えてほしい。

  • Google Calendar、手帳、会社カレンダー:最初はやはりカレンダーが良い。一年間の自分の行動、流れが確認できる。そういうストーリーが浮かび上がってくれば、後述の読書歴やTodoリストなどの細かい項目を振り返ると、そのストーリーを充実させていく作業になる。別の紙に、主要な出来事を月別に書き写していくのも効果的だ。私はここで20分ぐらい使った。
  • 日記・メモ書き:私はビジネス書『ゼロ秒思考』(著:赤羽雄二さん)で紹介されているA4メモ書き手法を採用しているので、過去のメモをさらっと振り返る。ただし私は2016年だけで5000枚近くなっており、量があまりに多すぎるので、一部だけさらっと振り返っている。私はここでは30分ぐらい。
  • 読書歴、読書メモ:これはパワーポイントのファイルで管理していて、手法はビジネス書『アクティブリーディング』(著:赤羽雄二さん)に従っている。この方法だと、読んだ本に対する感想や「3ヶ月後に自分が達成したいこと」などを記録しているので、年末の振り返りにはとても役に立つ。読書歴を記録していない人は、例えばAmazonの購入歴を見るだけでも効果があるだろう。読書数にもよるが、5〜10分。
  • RSSやニュースアプリでお気に入りに登録した記事タイトル:私の場合はFeedlyを使っているのでSaved for laterタグのニュースを過去一年分のヘッドラインだけを振り返っていく。過去半年ぐらいは特に面白くないが、半年前〜1年前の記事のタイトルを見ていると、世の中、たった一年で結構変わるな、と思える。自分のSaveした記事の傾向も少しずつ変化していることがわかる。いくつか気になった記事があれば読んでみるのも良い。これはヘッドライン数にもよるが、5〜10分ぐらい(記事を読まない場合)。
  • TODOリストで達成したタスク一覧:私の場合はTodoistを利用しているが、Todoistには「すべての完了したタスクを見る」という項目があるので、そこから過去1年間のタスクを確認していく。日々のTodoには、Calendarや日記では見えてこないミクロな項目がたくさんあるので、振り返りに役に立つ。これはさっとみるだけで、達成したTodoの数にもよるが、5〜10分ぐらい。

 その他、LINEやTwitter、メールなどの過去一年間を振り返るという方法もあるだろうが、私は量が多すぎるため取り組んでいない。

次にどんどん振り返る

 短期記憶に詰め込むことができれば、少し休憩を挟んでから、どんどん感想をアウトプットしていく。私のおすすめは前述の『ゼロ秒思考』というメモ書き手法であるが、好みのメモ方式で構わない。あまり深く考えずに「そういえば上旬は英語に力を入れようと思っていたけど、いつの間にか英語のことを忘れていたな」とか「この時の会社のプロジェクトは、今思えばもっと頑張っておくべきだったのかな」とか、とにかく吐き出していこう。
 お勧めはこの記事で紹介されている4つのポイントをなぞることだ。できれば30枚以上(1枚あたり4行、各行20文字程度)は書きたい。誰に見せるわけではないので正直に書いていくべきである。それにより、自分が本当に進みたい方向を自分で気付くことができる。4つのポイントはこちら:

  • 1年で達成したこと
  • できるようになったこと
  • 本当はもっとこうすればよかったと思うこと
  • やれなくて残念だったこと

こちら:ビジネスマンが1年を効果的に振り返る方法 | ZUU online

 また、普段からメモ書きをする習慣をつけておくこともお勧めである。例えば下記の記事を参照いただければと思う。

来年の目標を挙げていく

 ここが、意外に難しいところである。先程の振り返りメモ(30枚以上)を見返しながら、来年の目標のメモを書く。「もっと英語ができるようになりたい」「もっと部下から慕われるようになりたい」といったような漠然としたものは次々と出てくるかもしれないが、それは来年に限ったことではないし、2017年中に達成すべきことなのかもわからない。できればもう一歩具体化しておきたい。例えば、「英語メールを10分以内に返信できるようになる」「部下からランチに誘われるレベルに達する」などだ。
 実はここはある程度具体化できればそれで良いと思っている。なぜなら、まだ新年になるまで1ヶ月もある。この間に、頭の片隅にずっと「新年はどういう一年にすべきか?」という疑問符が存在することになる。これによって新しい思い、希望、アイディアが生まれるため、それらを踏まえて年末にもう一度、目標を修正すれば良い。今決めたことがそのまま新年の目標に採用されるわけではない。そして次に解説するミニチュア目標を実践することで、「完遂できる目標」「完遂したい目標」へと進化していく。

来年の目標のミニチュア目標を立て、年内最後の1ヶ月で達成を目指していく

 ここまでで、じっくりと2017年の目標を前倒しで立てる方法を紹介してきた。しかし、これだけで終わってはもったいない。さらに一歩進めるために、2017年の目標の簡易版(ミニチュア目標)も作成し、それを年内に達成しようという戦略をここでは考えたい。
 なぜこんなことをやるのかというと、残りの1ヶ月で2017年の目標の簡略版PDCAを一度、回してみることができる。1ヶ月は一年の12分の1にもなるので、その経験をもとに「一年というタイムスパンでどれだけのことができるのか?」というのも体感で想像しやすくなるはずだ。
 例えば先程の「英語力を鍛える」「部下から慕われる」「マラソン完走」という例だと、「外国人の多いクラブに月に一回は行く」だったり、「全員の部下の仕事上の悩みを一つ以上言えるようにする」「10キロを70分で走れるようになる」だったりするだろう。そういうミニチュア目標を達成できるよう1ヶ月間、自分を追い込んでいこう。
 1年の目標を立てようとすると、「新年」という言葉になぜか無限の可能性を感じてしまい、「フルマラソンウルトラマラソン完走!」「英語ペラペラになってやる!」とかの発散した目標を立ててしまいがちだが、1ヶ月の目標となると、急に現実的なマインドになるのだ。そして実際に努力もしやすい。

年末に目標を修正して、新年に備える

 その現実的な目標に向けて1ヶ月間努力をした結果、どうなったのかということを12月末に振り返る。「達成できたorできなかった」という単純な振り返りではなく、達成できた場合はなぜ達成できたのか、できなかった場合は何が阻害要因だったのか、などを詳細に分析していく。ここのテクニックは『鬼速PDCA』(著:冨田和成さん)が超絶お勧めである。本のレビューなども公開したので、こちらも気になる方は是非:


 いよいよ、1ヶ月前に立てた新年目標を修正する段階である。ミニチュア目標の結果の振り返りをもとに1ヶ月間単位の最適な目標を割り出し、それを12倍したものを一年の目標とするのが良いだろう。
 ただ、目指しているゴールが線形ではない場合は、必ずしも12倍でなくても良い。例えばランニングであれば、10km→15km→20km→25kmと少しずつ上達していくものだが、企業の売上などは指数関数的に伸びていくこともある。自分の目指しているゴールの性質(線形なのか非線形なのか)を意識して、適切な目標を立てていく「目標直感力」も重要になってくるかもしれない。場合によっては15倍、20倍もありうるだろう。冒頭のように数時間でパパッ新年の目標を立てているわけではなく、ここまで計画的に新年に向けて1ヶ月も前倒しで努力してきたので、20倍の目標を新年目標にすることは決して非現実的とは言い切れない。

【番外編】目標前倒しと同時に進めるべき、新年TODOの一覧

 ここでは番外編として、2017年こそ本当に良い一年にするために、目標立案と同時に前倒しでどんどん行うべきことの一覧を書いておく。基本戦略は年末年始にやるべきTODOを12月上旬、中旬にどんどん片付けていくことになる。なぜなら、目標をしっかり立てたり、ミニチュア目標を実行していくためには、それなりに時間や労力がかかるからであり、年末年始にやるべきことをなるべく前倒しで完了させることで目標立案と実行をスムーズにしていくことが欠かせないからである。

大掃除は遅くとも12月中旬までに片付ける

 大掃除を大晦日だけで完了できるのは、普段から掃除が行き渡っている素晴らしい家庭に限る理想的な話だ。私を含め凡人が12月31日の朝から大掃除を始めたとしても、不慣れなため逆に散らかってしまって、気付けば夕方となり、焦ってしまいその場しのぎの掃除になる。年を越してからも、ちょくちょく掃除をするハメになり、新年の爆走ダッシュを切れない要因の一つとなっている。
 私のように大掃除を半日・一日で終えられない人は、12月上旬に半日 or 1日、12月中旬に半日 or 1日の2箇所をCalendarなどに追加しておき、スケジュールをブロックしておこう。私は既に11月中に2度の大掃除を実行したが、その際に『人生がときめく片付けの魔法』(著:近藤麻理恵さん)をもとに行った。この本の良い点は、本や服など大きいものから順番に行うこと、そして「ときめくかどうか?」というシンプルな法則ですべてを実行していく点にある。私は服をごみ袋2つ分、本を30冊ほど処分した。本の中身は絶対に開いてはいけない(時間が吸い取られていく)。

年賀状は極力、前倒しで片付ける

 年賀状は11月から販売開始になる。早い人は既に書き始めていることだろう。どうせ出すなら、元旦に届くようにしたい(同じ手間で効果最大化はライフハックの基本)。重要な日程を紹介すると、受付開始は12月15日(木曜日)で、最終は25日とのこと。Toricago式で行くなら最も早い15日に投函しよう。そのためには今すぐ準備を始めるべきである。

メール・SNSでの挨拶を片付ける

お客様やお世話になった人など、色々と挨拶しないといけない人へのメールや手紙などをガンガン書いてしまう。まずは年末年始用の単語登録を済ませることから始めると良い。例えば「ことあり」→「今年もありがとうございました」「あけおめ」→「あけましておめでとうございます」などである。次に、年末や年始の挨拶メールを次々と作成していく。ただし誤って前倒しで送信してしまわないように、宛先は空白で、下書きとして保存しておくようにしよう。年末年始のメールテンプレートは去年の自分の使った文面を参照すると良いが、普段からメールのテンプレートはファイルとして管理しておくと良い。

 余裕があれば、LINEの文章も簡単に良いので書いておく。これは誤って送信するリスクが高いし、年越しの前にLINEでメッセージをやり取りする人の場合は一旦挨拶文面を消去しないといけないので、PCのメモファイルで全員分作成しておき、あとはPC LINEから年始に送りまくるのが良い。
 フェイスブックなどのソーシャルサービス上や自身のブログで大々的に自分の抱負をアピールする人もいるだろう。人の目に触れるものなので、これも年末に急いでつくるのではなく、前倒しで作成しておきたい。元日に公開すると読まれやすいが、2日、3日と遅れていくと「またか」と思われやすくなる。しかし既にココまでの話を実践してくれていれば、過去の一年の振り返りと次の一年の目標はバシッと定まっているはずなので、それを他の人にかっこよく見せられるようにお化粧をしていくだけの流れ作業になるはずだ。Toricago式では、年越しの瞬間に予約投稿しておくことがお勧めだ。これで一番乗りになれる。ちなみにtoricagoブログの元日の記事も既にドラフトは完成している。
 元日にゆっくりと新年の抱負を考えるのもありかもしれないが、Toricago式では元日から思いっきりリラックスするか、思いっきり爆走を開始するか、どちらかだろう。

忘年会、新年会、年越し会の準備を終えておく

 忘年会、新年会の場所決めや予約、人数調整などは面倒だが、自分がやるとわかっているのなら、水面下で進めておくべきである。また、一年後(2017年末)に再び幹事を担当するシナリオに向けて、他部署の人がどういう店を使ったのかもリサーチしておき、情報をストックしておこう。
 ついでに書いておくと、飛行機などのチケットの類もどんどん予約していくべきであろう。ココらへんは前倒しの基本であり、普段からどれだけ前倒し筋を鍛えていたかに依存する。詳しくはこちら:

ライフハックなるほど共有会」でモチベーションを維持する

 何事も最初はモチベーションが高くなり、その後モチベーションを維持していくのが大変。それを打破するための有効策として、「同じ志を持った仲間」が重要になるというのはよく聞く話だ。「来年こそ素晴らしい一年にしたい」と同じように思っている人は世の中にはたくさんいるが、会社の両隣に座っている人がそう思っているとは限らない。皆それぞれ人生で重視するポイントは異なる。なので、同じ志を持つ人たちと出会い、触れ合い、お互いを高め合う場が必要だ。
 そこで先日、気軽に参加できる「ライフハックなるほど共有会」という、参加者がGoogle Sheetsに日々の気付きや「なるほど」と思ったこと、その他様々なライフハックに関する情報を書き込む会の運営を始めた。仕事術、掃除、メール、目標立案、読書、メモ書き、睡眠、残業削減、疲労回復、運動、節約、時短アプリ、ガジェットなど、既に200以上のライフハックが蓄積されている。お互いにコメントし合うし、他の人が熱心に日々の仕事のレベルや人生を向上させようと努力していることが伝わってくるので、非常に刺激になる。もちろん無料、希望者は匿名(ニックネーム可)、入って合わなければすぐ退会しても良い。オフ会なども一切ないので、時間が奪われることもない。
 これから年末に向けて自分を追い込みたい人、年が明けてからもその勢いを維持して、ずっと爆走したい人には大変お勧めである。元々は『鬼速PDCA』(著:冨田和成さん)という現在ベストセラーとなっている本の中の「なるほどシート」にインスパイアされて作成した会となっているので、その本を読んだ人にもお勧め。参加方法などの詳細は下記の記事にまとめてある。

終わりに

 仕事をしていれば毎年少しずつ成長している。必ずしも停滞しているわけではない。新しい知識・経験・人脈を得て、給料もあがったり役職も変わったりする人もいるだろう。そのため、そんなに神経質に毎年の目標を達成していく必要はそもそもあるのだろうか?会社で精一杯毎日を送っていれば、それでいいじゃないか。
 もちろんそういう見方もありうるが、新年の目標をなんとしても達成したい、毎年毎年、爆速で成長したい、自分の夢を達成するには今のスピードではとてもたどり着けない、という疑問や不安を抱えているのなら、やはり1年単位で自分をしっかり強めていくことが欠かせないし、年末や新年の高揚感を上手に利用したいところである。

 2017年こそは素晴らしい年にしていこう。2016年の目標がなんだったかすら思い出せない人は、それはラッキーなことである。「今年は何も達成していない」と落ち込んでいる場合ではない。なぜなら他の人が2016年の目標に囚われている間に、自分は2017年の目標のミニチュア目標に取り掛かり、爆走し始められるからである。ということで、是非、上記の方法で新年力を鍛えてみては?

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