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日本で報道されないTikTokの重要ニュースがあまりに多すぎる件

TikTokのニュース量がさらに加速してきていると感じている。先週末、わずか二日間で20万人以上に読んでもらった「日本で報道されないTikTokの真実(+その他)」(はてブ1700超え、フェイスブックシェア2000超え)という記事を書いたばかりなので、しばらくTikTokの記事を書く必要はなくなるだろうと油断していた。

しかし、半日ごとに重要度の高いニュースがバンバン飛び込んでくる。10月ぐらいまでは考えられないペースで、ここ最近、本当に勢いが加速している。しかも、そのほとんどがなぜか日本で(日本語で)情報が出回っていないものばかりだ。

そこでTikTokを愛する私の出番だww 中でも特に重要度の高いものを私が独自にピックアップして「おっさんTikTok新聞第2号」を急遽お届けすることになった次第である。それではガンガン紹介していくぞ!ちなみに今までの記事が未読の方はこちらもぜひ。

TikTokの運営と喧嘩すると自分の動画が広告に無断利用される話

youtu.be
これは外国の有名Youtuberさんのようなんだけど、TikTok運営とTwitter上で、買い言葉に売り言葉の喧嘩がヒートアップしたあと、なんとTikTokのオフィシャルな広告にそのYoutuberさんの動画が無断利用されたという仕返し(?)が来たことを報告している。しかしプライバシー規約通りなので、Youtuberは何も文句は言えず、自分のYoutubeチャンネルで文句を言うしかなかった💦という動画。「なぜこんな喧嘩みたいなことを運営はするんだろう?」というのが少し不思議で、もしかしたらお遊び的なノリなのだろうか?とも思う。そのあたりの文化的というか、背景知識がないのと、このYoutuberさんの喧嘩の内容もいまいちよくわからない、というのが正直なところ。断定的に何かをここで言うことまではできないが、とりあえずTikTokの運営を怒らせると怖いということだけはわかったww

TikTokとプライバシーのあれこれ

culture.affinitymagazine.us
この記事はプライバシー周りの話がよくまとまっているので、TikTokとプライバシー問題に関心のある方にはお勧め。一言で言えば、「自分が一度上げてしまった動画はThird Partyに渡るし中国政府に渡るし世界中のTikTokの宣伝動画に転載されても何も文句は言えない」ということになる。

TikTokライバルアプリKwaiでキッズのちょっとエッチな動画投稿が社会問題に@インド

factordaily.com
これはTikTokの話ではなく、ライバルアプリKwaiの話。実はインドではTikTokも人気だが、Kwaiも人気のようだ。Kwaiは調べたら、Tencentの投資を受け入れているので、Tencent勢の多数の動画アプリのうちの一つと言える。

そして、こちらの記事では、インドでティーン未満のキッズがKwaiアプリ内で肌の露出の多い動画や、性的な動きの伴う動画投稿を多くしているというのが社会問題化していることを詳細に報告している。コメント欄を見ると、曲や背景などに関してではなく、外見を褒めるものやもっと露出を求める声が集まっていたりするらしい。スクショも多く載っているので、「どのレベルのヤバさなのか?」というのがピンときていない人は見たほうが良いだろう。もちろん、個人情報に配慮して顔等にモザイク加工は加わっている。

あまりインドの事情に詳しくないが、先月もTikTokでバカにされた事に傷ついて自殺した青年のニュースが海外では報道されていた。このようにインドのニュースを目にする機会が多いので、それだけ動画系アプリというのは流行っており、存在感が出ているのかもしれない。また今度詳しく調べてみたい。

Duet機能の残念な使われ方(その①)

www.polygon.com
あるゲームになぞらえた男尊女卑を揶揄するYoutubeバズ曲の女性役をやるのが海外TikTokで流行っているらしいが、女性役を歌う女性TikTokerの動画に、男性が女性をDuet機能でバカにする一種のイジメが問題化している件について。これは内容を理解するのにかなりの背景知識が求められるので、私は色々と読むまでよくわからなかったが、この記事をよんでやっと理解が深まった。他記事より詳しくてわかりやすいので、この記事だけ紹介しておく。

Duetというのはある人の動画に合わせて動画を投稿すると、左右に分かれて2つの動画が同時に流れるような機能である。他の人と上手くリズムをあわせたり、連携して2つの動画が繋がっているかのように錯覚させるのがTikTokerの腕の見せ所。はじめてDuet機能を見たときは、「これはすごいイノベーションだ!」と感動したことを覚えているが、まさかこういう使い方になってしまうとは残念である。

Duet機能の残念な使われ方(その②)

www.buzzfeednews.com
Duet機能で自殺しろというメッセージを送る例が多数投稿されており問題になっている件について報告した記事。運営の様々な機能を利用すればDuetやコメントを防ぐことでイジメを防げるが、そうすると友好的なファンとも交流できなくなるし、それではTikTokの魅力が半減、という話も出ている。

暗い話はここまで!ここからは明るい話をしていこう。

TikTokが流行語大賞にノミネートされた!

tower.jp
「TikTokが流行語大賞にノミネートされる」というのは、数ヶ月前までは考えられないこと。ちなみに6月頃と検索水準をGoogle Trendsというツールで確認したところ、TikTokの検索総数は数ヶ月で倍増しているのを確認できるし、今回のノミネートは、いかに急速にTikTokが広がっているかを示している出来事でもあると思う:

ちなみにノミネートされた30語は、

となっており、TikTok内で流行っているものも含めれば、TikTok関連でなんと3つもランクイン!公式サイトではちゃんと『TikTok』と書いてあるのに、多数のメディアが『Tik Tok流行語大賞ノミネート!』と報道していて、まだまだ表記ゆれが健在であることが感じられるのも興味深い。こういったミスについてはこの記事で詳しく解説したのでぜひ:

ちなみに12月上旬に、この中から一つ「大賞」が発表されるらしい。果たしてTikTokは大賞に選ばれるのだろうか??これは選考委員と呼ばれる7人によって決められているのだ。

そこで選考委員会である姜尚中さん(東京大学名誉教授・68歳)、金田一秀穂さん(杏林大学教授・65歳)、辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト・44歳)、俵万智さん(歌人・55歳)、室井滋さん(女優・エッセイスト・60歳)、やくみつるさん(漫画家・59歳)、清水均さん(『現代用語の基礎知識』編集部長)を頑張って全員ググってみて、さらに「名前+TikTok」でググり直してみたりしたが、TikTokについて公に発言をしている委員会のメンバーは一人もいなかった(少なくともそういう情報はぱっと見では出てこなかった)。

さらにTwitterアカウントを持っている数名の委員の方は、2018年1月1日までさかのぼり、TikTokという文字を呟いているかどうかも確認してみたが、特になかった。キッズやティーンが選ぶ流行語ならまだしも、果たして40代、50代、60代の皆さんにTikTokを推薦してもらえるかどうか。大賞をズバリ予想することは難しいが、少なくともTikTokにはならないんじゃないか…??www

ちなみに年齢にも注目しているのは、Isseki Nagaeさんのこの記事の影響でもある。昔読んで面白かったので、今でも流行語大賞と言われるとこの記事を思い出す。今回、年齢に注目するというアイデアをお借りしました。ありがとうございます。

TikTok潰し最新情報:Tencentの下剋上なるか

www.fool.com
現在のところリップシンク系、動画・ダンス系ではTikTokの独走状態が続いている。Facebookもパクリアプリを準備中だし、NVIDIAやUber、WeWorkなど、ネクストビッグカンパニーへの投資に抜け目のないソフトバンク・ビジョン・ファンドがTikTok(の運営会社ByteDance)に投資したことも記憶に新しい。

TencentがTikTokに対抗するために、12個も動画アプリを投入しているという話も以前紹介したが、まさに焦りに焦った真っ青な表情が目に浮かんでしまう。このままTikTokがソーシャルの世界を制覇してしまうのかは興味深いところであるが、ここでTencentが秘策を投入してきたので紹介したい。

それはスマートグラスの発売だ。WeishiというTikTok対抗アプリ上で使えるスマートグラスで、Weishi Glassesと呼ばれるようだ。実はSnap(旧Snapchat)が社運をかけたSpectaclesを市場に投入し、それ自体はあまり成功せずに終わった(日本未発売)ものの、現在Spectacles 2(今年中米国にて発売予定)やSpectacles 3を準備中というニュースも度々耳にする。今回のWeishi Glassesもソーシャル企業による「メガネ」ということで、どこかSpectaclesと状況が似ているのだが、実はTencentはSnapの株式を17%も保有しているのだ。なのでSnapとも情報交換を行っていたとしても不思議ではないし、Spectaclesを真似ようと思ったとしても不思議ではない。

しかしここで面白いのはそれをリップシンク系アプリのために市場に投入するということだ。発売は明日11月11日の独身の日に合わせたもので、どこまで広がるかに注目。今までメガネ系端末というのはプライバシー問題、見た目のダサさの問題などがあって、IT企業で未だにマスに普及させた成功例は存在しない。しかし中国は自分のデータを提供することに対して理解がありすぎるのか利便性に重みがあるのか、欧州(や米国)と比べて寛容な態度を持つという話も聞いたことがある。Tencentがここでスマートグラスという新たなデバイスを成功させ、リップシンクアプリの新たな楽しみ方を創造し、さらに誰もがTencentに勝ち目がないと思っている中でTikTokに追いつき追い越すというマンガのような下剋上を見れる可能性はゼロではない。

一方、現時点ではあまりに情報が少なく、どのようにこのメガネを使って動画を撮るのかまだ明らかではない。しかも、最も重要な「自撮り」ができなくなる気がするのは私だけだろうか…??ww

企業のプロモーションで使える、人気TikToker500名以上のプラットフォーム

news.nicovideo.jp
その名もTIKTOKER.JP。あまりにシンプルなサービス名で、一瞬運営の公式と勘違いしてしまったが、インフルエンサー系の事業を手がけているユニコーン株式会社の新たな事業の模様。今後はどんどん、こういったサービスやプラットフォームが出てくるでしょう。(TikToker事務所とかと合わせると、すでにたくさん出てきている。)

日本一のダンスサークル決定戦にTikTokがスポンサー

vintom.co.jp
ダンサーはTikTokに多いけど、多様化するTikTokのコンテンツの質を担保している面があると思う。彼ら・彼女らの動画は本当に美しい。やはりダンサーをしっかりスポンサーするというのは良い流れ。

アカデミアとも連携を深めるTikTok

pandaily.com
これはなかなかおもしろい試みで、韓国の大学とTikTokが提携することで、TikTokコンテンツ作成のサポートをTikTok側が行い、クリエイティブ系学科の学生は授業カリキュラムの一貫としてTikTokを利用することになる。ちなみに韓国でもTikTokが人気があるようで、One Million AuditionというのをTikTokの運営が開催し、才能を発掘するプログラムとして機能しているらしい(知らなかったが、日本を含む多数の国でやっているらしい。)

TikTok、Baiduを訴える

japanese.cri.cn
TikTokがBaiduを訴えているというニュースがあるのだが、英語でも日本語でも僅かな情報しか出回っておらず、詳細があまりつかめない。TikTokについて調べていると、中国語の壁にぶち当たる事が増えてきて、最近は少しずつ中国語の勉強もはじめた。(と言うと偉そうだが、実際には語学アプリでちょこちょこ遊んでるだけww)

あと、裁判の内容とは関係ないけど、音声認識を活用して、ネットで議事録がリアルタイムで公表されているのはさすがテック先進国でかっこいいと思ったww

終わりに

おっさんTikTok新聞第2号はコレで終わり!次回もやりますので、また遊びに来てね😜🌈TwitterでもTikTokの最新動向や分析を投稿しているよ🔥🐣
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