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🌈滝を登るように生きよ

『お金のPDCA』を読んで、速攻で取り組んだことの詳細報告

『稼ぐ人が実践している お金のPDCA』を読んだ。この本、なんと著者があのハイパーベストセラー本『鬼速PDCA』の冨田和成さんである。『鬼速PDCA』についてはこのブログでも数々の体験記を投稿してきた。今でも『鬼速PDCA』の流儀に則り、毎日簡易な振り返りを行い、土曜日の早朝には1時間予定をブロックして、ディープな振り返りを行っている。発売直後から『鬼速PDCA』の内容を実践し、半年後、1年後の経過もブログで報告してきた。

さらには『鬼速PDCA』で紹介されていた「なるほどシート」をベースにした「なるほど共有会」を立ち上げ、当初のNaruhodo Sheets(Google sheets上)は後にNaruhodo Plus(Google Plus上)に進化を遂げ、さらに現在はNaruhodo Server(Discord Server上)へと形を変えレベルを上げている。Naruhodo Serverのメンバーたちはライフハック好きな方々ばかりで、メンバーから学ぶことが多い毎日を過ごしている。そして私自身も毎日「なるほど」と思うことを2年近く投稿し続けてきた。

ちなみに今までのブログ上での『鬼速PDCA』関連の記事はすべて次の記事にまとめた。

このように私は『鬼速PDCA』にはだいぶお世話になったので、その「お金版」とも言える『お金のPDCA』が出たと知り早速読んでみた。実は5月発売の本で、随分と前に読んでいたのだが、最近になってようやく取り組み始めることが出来た。数ヶ月間放置していたことになり、全然「鬼速」じゃなくて恥ずかしい笑。それは他のKGI/KPI/KDIを回していたということで大目に見てほしい…笑。

ということで、これからブログでも『お金のPDCA』について少しずつ体験記のようなものを投稿していきたいと思っている。まずはアマゾンの紹介文章を引用してみる。

PDCAで最大の課題――「お金」を動かす!

お金について急激に行動やマインドが変わってきています。
クラウドファンディング、民泊、カーシェアリング、スキルシェアなど、お金を生み出す選択肢が広がったことで、お金のことを真剣に考え、行動したことによるリターンの可能性は段違いに大きくなりました。
人生100年時代の中、この変化の波に乗って一気に前進するのも、その波に押し流されてしまうのも、波に乗らずに傍観しているのも、「情報の非対称性」がますます広がる「お金のリテラシー」をどれだけ身につけているかによります。
本書は「そんな方法があるんだ」という発見と、「自分もやってみようかな」と思ってもらえるきっかけを提供するためにまとめたものです。

超富裕層の資産管理を知り、フィンテック企業のCEOの著者が教える新しいお金の教科書

仮想通貨、シェアエコノミー、評価経済、フィンテック。お金をめぐる環境が大きく変わり始めました。経済の流れは、お金とともに、あなたの時間、仕事、人生にも大きな影響を及ぼします。この状況の中、節約・貯金といった従来のやり方だけでは対応できません。しかし、逆に新しい流れを捉えて仕事、時間、人生のプランを立てれば誰よりも早くチャンスがつかめます。理解だけでなく実行方法に焦点を当て、「お金の不安を打ち消し、理想の人生を送る」ための1冊。

内容はこんな感じ。そして今回の私の記事は書評というより、この本を読んでから私が速攻で実施したことの一覧を紹介していきたい。節約チックな話が多いが、これらはこの本の真髄というより準備に過ぎない。次回以降に、本題の個人版バランスシートや個人版プロフィットロス作りの話をしていきたい。

『お金のPDCA』を読んで、速攻で取り組んだことの一覧

ANAマイレージカード再設定

ANAマイレージカードのパスワードが不明になっていたので、再発行するためにコールセンターに電話をする。2週間もしないうちにパスワードとカードが自宅に届いて手続きを行った。過去半年前までの航空券などを取り出して、マイルを登録していく作業を行った。残念ながら、それよりも前のものは登録することができないので、泣く泣く諦める。もったいない!でも少なくとも半年分は登録できてホッとした。すでに結構マイレージが溜まった。

Amazon Classic Card登録

自分はAmazonで結構買い物をする上に、最近は『食事ハック』(著:勝間和代さん)も実践している関係でAmazon Freshを毎週のように頼んでいる。それによって結構な額をAmazonで利用しているので、Amazonのクレジットカードについて調べてみた。私が観たときは、5000ポイントのキャンペーンを行っている「クラシックカード」にした。Amazon Heavy Userに対しては実質年会費はタダのようなものだし、プライム会員ならAmazonでのポイントが2%もつく。Amazonポイントはそのままポイントとして加算され、Amazonギフト券に変換するなどと言った面倒な作業が発生しないので、交換忘れが起きる心配もないので良い。

そのうち、ゴールドカードにグレードアップするのはアリ。後でまた検討したい。

bitFlyerの口座をアップデート

『お金のPDCA』の第5章(お金に働いてもらう稼ぎ力--金融資本)を読んで、資産運用も本格化させたい気持ちが湧いてきた。そこで、分散投資の一貫として、仮想通貨もちゃんと張っておきたいところ。

仮想通貨の代表的サービスbitFlyerの口座を再度稼働させるために、かなり久しぶりにログインしたら、すごい厳しくなっていてびっくり。本人確認書類の提出、色々と追加された同意書への同意、さらには自宅への書類送付による住所証明など、以前使っていたときには必要のなかったものが色々と義務化されていた。

それらの手続きを全部行い、再度利用できるようになった。自分がリスク資産に投入できる額をまずは決めて、さらにリスク資産の内訳として仮想通貨の割合を決めた。その分だけをbitFlyerの指定されていた口座に振り込んで、bitFlyerアプリで仮想通貨に切り替えた。

フィットネスジムを退会

もともと私は外で走っていたが、雨が降っていたら走れないということに嫌気が差し、どんな天候でも運動のスケジュールが狂わないフィットネスジムに切り替えた。フィットネスジムに特化したライフハックも数々開拓してきて、例えばこれらの記事でも紹介した。

もちろん、外で走るのも気持ちが良いので、外で走ったり、ジムで運動したりというハイブリッド型で運用していた時期が長かった。外で走るための記事もたくさん書いてきた。

しかし最近は、夏でも冬でも、晴れでも雨でも、外を走れるウェアや装備を整えることができた。なので、割合としてもジムが少なくなっていたところ。そろそろやめようか、どうしようか、と決断のエネルギーを絞れずにずっと後ろ倒ししていたときに『お金のPDCA』を読み、よし、やめよう、と思って辞めることが出来た。

ジムの月会費はバカにならないので、良い決断をした気分。実はジムで筋トレはしないし、水泳もしないし、サウナも入らない。ランニングマシーンしか利用していなかった自分としては、オーバースペックだった。もちろんジムを否定するつもりはなく、筋トレをする人にとってはジムの環境はマストだと思うし、人それぞれ状況は違うと思う。

ジムを辞めて思うのは、ジムまでの往復の時間、ジムに着いてから受付を済ませて、更衣室に移動し着替えて、フィットネスルームにまた移動したりと、タイムロスが思いのほか多い。一方ランニングの場合は、着替えて家を出たその一歩目からランニング出来るので素晴らしい。テンポが良い。会社から帰宅してパパッと数キロ走り、すぐシャワーを浴び、すぐ夕食をとり、すぐ前倒しシートを通し、『鬼速PDCA』用の簡易振り返りを行う。そのテンポの良さが気持ちよくなり最近はほぼ毎日走っている。ちなみに前倒しシートとは、こういうもの:

読書アプリ「Kindle」読み上げ機能の徹底活用

ジムでは走りながら、もしくはペダルを漕ぎながら本を開いて勉強することが多かったが、外でランニングするときには『お金のPDCA』で紹介されていた神ハック「Kindleの読み上げ機能」を使いはじめている。

これはiPhoneの場合であれば、2本の指で画面の最上から下に向かって滑らせると、開いているページからKindleが本の内容を読み上げてくれるという最強ハックだ。しかもスピードは速めたり緩めたりできるので、私は聞き取れる最速のスピードに設定している。すると一冊の本が1時間ぐらいのランニングで聞き終わるようになるので、インプットできる量がどんどん増えるようになった。本に飽きたらPodcastを倍速で聞いたりしている。

耳がどんどん速い読み上げにも対応できるようになることに対して、興奮するものがある。このまま3倍ぐらいまで鍛えれば1時間の話が20分で聞き終わっちゃうからね。

ちなみに今は2.25倍ぐらいまでは聞き取れるようになっている。Kindleだと今の速度を知る機能がないが、YouTubeにいれているextensionで最大16倍まで早められるのだが、だいたい2.25が今の所限度。次の目標は3倍まで早めること。

この話は他にも書きたいことがあるので、また別の記事として書く予定。

マインドマップアプリ「MindNode」の徹底活用

『お金のPDCA』ではマインドマップツールの話も登場するが、iThoughtsとMindNodeが推奨されていた。私はこのうち、MindNodeのトライアル版を試してみたのだが、そのシンプルなUIや、PCのみならずタブレット・スマホでも親指だけでどんどんマップを拡張していけることが気に入って、PC版、モバイル版両方の有料アプリを購入してしまった。今ではMindNodeをPC、タブレット、スマホで同期させて、暇な時間に眺めてマインドマップに項目を付け足したりしている。合わせて数千円以上したと記憶しているが、買い切りなのでそれ以上はかからない。なかなかオススメだ。

最近気づいたのが、MindNodeで作ったマップをコピーして、ワードやエディターに貼り付けると、マインドマップのツリー構造を維持した形でコピペされるのだ。この機能には心底驚いたが、かなり便利。例えばブログ記事をセクション毎に枝分かれしていくメモをMindNodeで作成してから、それをエディターにコピーしたらセクション毎にまとまってコピペされるので編集しやすい。

セカンダリー市場「メルカリ」の徹底活用

いつか処分したいと思っていたものをすべてメルカリに出品した。例えば古いスニーカーとか、買い替えて残っていた電子レンジとか、数ヶ月に一回しか利用していないプリンターとか、サイズが合わなくなった5年〜10年前のビジネススーツ、通常なら捨てるしかないビジネス雑誌。「誰がどう考えても絶対に要らないもの」はもちろん捨てるけど、「誰がどう考えても要らないけど、もしかしたら欲しい人がいるかもしれないな」というレベルのものはすべて出品する。するとだいたい売れる。それがメルカリのすごいところ。基本的に「捨てる」という概念が私の中で消えつつある。

メルカリ活用の重要性は『お金のPDCA』でも強調されていて、お金に関する常識がすごい変化するきっかけを与えている現象だと思う。詳細は『お金のPDCA』をご覧頂きたい。もしくは私の以前のブログ記事もぜひ:

今では生活コストをどこまで下げられるか、というのをメルカリを通して実験している段階。質素な生活をするという意味ではなくて、ものを買っても自分に合わなければ定価から5%オフとかですぐに出品すればよいし、数年使い込んでも、ものによっては30%〜50%オフで売却できる。ものを買うときもまずはメルカリをチェックする癖が付いた。『お金のPDCA』にもランボルギーニやロレックスの話が出ているし、むしろ生活が豊かになるんじゃないかな?と自分は思っている。

私は車や時計には関心が薄いが、ライフハッカーとして高価なガジェットを買うことが多い。それらの値段は積もれば馬鹿にならない。しかし自分に合わない場合も即売却できるので、ダメージを抑えることが出来るので良い。

そもそも、お金を心配して何かに挑戦できない状態を抜け出すためにこそ『お金のPDCA』を回しているわけだ。様々なキャリアパスが存在する中で、良い決断をしていく上で 、

  • 「給料が●●%下がっても何の問題もないね」
  • 「今の生活水準は確実に維持できるね」

と自分のBSやPLを見ながら言える環境を作り出せれば素敵だなぁと思うし、そのためにメルカリを使い込むのは悪くない。私はシェアリングエコノミーやリユースに対する考え方がここ半年ぐらいで大きく変化したのは良かったなぁと思っている。(自分のBSやPLを作る話はこれから取り組むので、次回以降詳細を報告していく予定。)

公共料金をすべてクレジットカード払いに変更

電気、ガス、水道代をすべてクレジットカードでの支払いに変更して、コンビニに行って支払う手間を省いたと同時に、登録したクレジットカードのポイントが少しでも多く貯まるようにした。これも『お金のPDCA』で紹介されていた似たような話にインスパイアされている。

有料アプリの解除

TODOIST PREMIUMを解除した。自動更新だったので…。そのかわりTODOISTのフリープランでやっていくことにして、『鬼速PDCA』流のアイデアメモやアイスボックスとの連携などはTODOISTで引き続き行うことにした。日々のTODO的なものはWunderlistで管理するように変更した。ちなみに、TODOISTの使い方は『鬼速PDCA』にも少し出ているので詳しく知りたい人は参照されたい。

家計簿アプリ「マネーフォーワード」に情報集約

すべてのクレカ、証券・銀行口座などをマネーフォワードに登録した。すでにほとんど登録されていたが、抜けがないように気をつけた。ここにすべての情報を集約させて、今後は自分のバランスシートやプロフィットロスを作っていきたい。むしろ、自分のバランスシートやプロフィットロスを作ることで示唆を得るというのが『お金のPDCA』のメインメッセージの一つなので、これは次にやる予定。

クラウドコンピューティング利用契約を解約する

マネーフォワードの過去数ヶ月分の支払いを1件1件振り返っていった。すると、昔試したクラウドコンピューティング環境のアカウントがずっと稼働していた状態だったことに気づき、大変ショックを受けた。確認すると毎月1000円以上課金されていて、ショックだけどとんでもない額じゃなくてよかった。不幸中の幸い。気づいてよかった。

読書方法の再考

読書を紙の本にするのかKindleにするのかは非常に悩ましい。Kindleであれば『お金のPDCA』にも紹介されていた神ハック「音声読み上げ」を使うことが出来るし、効率的なインプットに役に立つ。ランニング中にも聞ける。しかしメルカリなどのセカンダリーマーケットで売却することが不可能である。紙にするとメルカリでも売却できるし、そもそも買うときにもメルカリで買うというオプションがある。リユース市場から調達しリユース市場に再度売却する。ベストセラーの本であれば定価の5%オフぐらいで売れるので、紙の本は魅力的になる。(ただし郵送料や手数料も取られるので、取り分はもう少し少ない。)

英語の本であれば迷わずKindle。なぜなら、メルカリなどでは英語の本を売る人も買う人もほとんどいないからだ。日本語の本の場合は毎回少し悩んだ上で決めている。

クレジットカードのポイントをギフト券に変換

クレカのポイントを全部調べて、すべてAmazonギフト券に変換して、Amazon口座に登録した。これは有効期限があるものなので、非常に面倒。将来的にはクレカ数をへらす必要があると感じた。普段使い用とAmazon用の2種類だけでいいんじゃないかな。色々なカードのポイントを定期的に交換したり、年会費などがかかっていないか確認したり、不正な購入がないかも目を光らせておくのは大変だ。2枚あれば片方が上限に達しても何とかなるし、海外出張や海外旅行も問題なさそうだ。

携帯料金プランの見直し

これはまだ出来ていないけど今後やりたいこと。携帯料金の見直しはやらなきゃと思いつつ全然できていない。結構な額を取られていて、ずっと頭の片隅にあるのでストレスを感じている。これも近いうちに実践してまた報告したいと思う。

シェアリングエコノミーの徹底的活用

これはまだ出来ていないけど今後やりたいこと。メルカリを使い込んで色々と価値観がアップデートされた気がするので、『お金のPDCA』に出てくる他のシェアリングサービスもガンガン使っていきたい。ちなみに本の中には41個の多分野にわたるシェアリングサービスが紹介される表があり、大変便利だ。この中から試していきたい。

個人版BS/PLの作成

これはまだ出来ていないけど今後やりたいこと。そもそも、個人版BS/PLを作るための情報の整理、準備編が今回の記事だった。これからBS/PLづくりに取り組んでいくので、作成・分析が終われば、また記事で報告していきたい。

ブロックチェーンの基盤技術に踏み込むなら『徹底理解 ブロックチェーン』がお勧め

最近ようやくブロックチェーンの技術的側面に関する勉強を始めることができた。まず最初に読んでみたのが、2017年春頃発売されて以降、アメリカなどでベストセラーになっている『Blockchain Basics』という本。大ヒットをきっかけに様々な言語に翻訳されているようで、日本語訳も今年の夏に発売された。日本のタイトルは『徹底理解 ブロックチェーン』で技術書の翻訳などを手がけている株式会社クイープさんによって翻訳されている。

これがすごいわかりやすくて感動したので、ブログでも紹介しておきたい。ブロックチェーンのビジネス本だと技術にはほとんど踏み込まずに、応用先の話しか取り上げられないことが多い。また技術的部分が説明されていても、いまいちピンとこないレベル感の説明しか行われない。(もちろん、ビジネス書なのでそれは悪いことではない。)

そこで技術により踏み込んだ本として今回この本を読んでみた次第である。技術書・教科書としてはMastering Bitcoinなどがバイブル扱いされているのをよく見聞きするが、「その本に入る準備として良い」とブロックチェーンに詳しい下記ブログでも紹介されていたのも私を後押ししてくれた。

この本のAmazonの書籍紹介ページによると、

どのようなデータの固まりがどのようにつながっているか。その機能や仕組みはどうなっているのか。分散システム、P2P、所有権、二重支払い、ハッシュ、非対称暗号鍵、分散コンセンサス…ブロックチェーンの重要ポイントを1つ1つ説き明かす!「非対称暗号鍵は郵便箱」「データ格納は蔵書管理」といった例えを用いて技術の仕組みをイメージしやすくしています。取り上げるテーマは、ブロックチェーンの目的、可能性、必要性、各種機能、限界/克服など。本書はブロックチェーンの基礎的な概念をしっかりと理解したい人に格好の一冊です。─原著への読者の声─「理解を確実にするのにたいへん役に立つ」「徹底的な理解が目的なら上位3冊に入る」「ブロックチェーンのベストブック」─原著は米Amazonの複数カテゴリーで第1位。

とのこと。技術を理解することに主眼があるものの、数式はほとんど登場しないので、まさに最初の1歩という感じだ。上のブログにも書いてあるとおり、デベロッパーへの第一歩としても使えるし、ビジネスサイドの人がちゃんとした知識を身につけるためにも使える。

「25のステップ」という形で進められる本で、一つひとつのステップで、あるテーマを扱う方式になっている。ブロックチェーンは実に様々な技術が融合される形で用いられているので、それらを一つ一つ解説したり、融合させたり、さらに別のコンポーネントを解説したりと、無理なくステップアップしていく構成になっていた。ちなみに私は読み通すのに6〜7時間ぐらいかかったと思う。「ステージ3」の部分がメインディッシュ。わからないところがあっても、2回ぐらい読み直せばだいたい「なるほど」と腹落ちできる。前提知識も、ブロックチェーンのビジネス書を1,2冊読んだことがある人であれば大丈夫なはず。

雰囲気が伝わるように、各ステップの内容を簡単に紹介していこう。さらに内容が知りたくなった方は、ぜひ本書を読んでみてはいかがでしょう?

Stage1 ブロックチェーンの目的と可能性を知る

Step1 レイヤと機能面/非機能面について考える

ソフトウェアエンジニアリングの一般的な原理を紹介することから始まる。具体的にはソフトウェアシステムのレイヤの話で、

  • アプリケーション層(ユーザーのニーズに関連しているか)と実装層(ニーズを実現することに関連しているか)の軸
  • 機能面(データ送信や写真撮影、音楽再生など)と非機能面(きびきびとした動作、GUI、機密性など)の軸

という2種類の軸でソフトウェアの特徴や機能を整理していくことができる。

非機能面の大事なことの一つに「完全性」があり、ブロックチェーンを議論する上で頻繁に登場する概念。「完全性」をさらに分解すると、データ完全性、振る舞い完全性、セキュリティの3つの項目が挙げられる。

Step2 全体像を把握する

ソフトウェアアーキテクチャとブロックチェーンがいかに関連づいているのかを紹介。また集中システム、分散システムの違いがわかりやすく紹介されている。両者のハイブリッド型の例も挙げられているが、確かにこういう考え方もあるなぁ、と納得。そしてブロックチェーンは、分散システムの実装層の一部であると考えることができるとのこと。

ブロックチェーンの目的は、分散システムの完全性の達成と維持を満たすことだ、とここでは述べられているが、これをしっかり理解するために本の残りをかけて丁寧に解説されていく。

Step3 可能性を認識する

P2Pシステムを定義するとすれば「複数のノード(個々のコンピュータ)で構成される分散システム」と言うことができる。このステップではP2Pシステムの可能性、魅力が整理されている。

「無形あるいはデジタル化された商品やサービスの生産者、そして消費者の間で仲介者の役割を果たしている産業は、P2Pシステムに置き換えられる可能性が高い」という話で、この可能性に着目してビジネスサイドが盛り上がっている。

Stage2 ブロックチェーンはなぜ必要か

Step4 問題の核心を明らかにする

純粋な分散型のP2Pシステムにおいて、「完全性の維持」が大きな課題となるのだが、それはなぜか?

1つ目の理由は技術的な障害があるからで、例えば構成要素がダウンしたり、エラーを起こすかもしれない。2つ目の理由は、悪意を持つピアがいるからで、悪意を持つピアがいれば、他のピアがシステムから撤退してしまう、リソースを提供するノードがいなくなるから。

すべてが最悪の状態にある分散システムにおいて、どうすれば完全性を達成し、信用を獲得できるのかに関心がある。これをブロックチェーンを用いて行いたい。

Step5 用語の定義を明確にする

ブロックチェーンという用語の定義。人によって異なる意味で利用していることが多々あるとのこと。

  • データ構造の名前:データをブロックとして捉えたとき
  • アルゴリズムの名前:コンピュータによって実行される一連の命令
  • 技術の集合体としての名前:暗号化とセキュリティの技術を組み合わせたものとして
  • 純粋な分散型のP2Pシステムの総称:分散システムの一部であるソフトウェアユニットではなくシステム全体として

Step6 所有権の性質を理解する

ブロックチェーンの応用例の一つとして、「所有権の管理」を紹介。「何かを所有していると言えるのはなぜ?」という疑問に答える。

例えば、自分のカバンにあるスーパーで購入したリンゴが入っているのだが、それを持って別のスーパーに入ったときに、店員にカバンの中のリンゴについて指摘されたとする。自分は万引きしていないことを証明するにはどうすればよいだろうか?

一つは購入したもとのお店の店員に証人になってもらう方法。でももしかしたらお金を払って嘘の証言を頼んでいる可能性もあるじゃない?なので一人では説得力が欠けるが、大勢の証人がいたら説得力が増すし、全員が嘘をついている可能性は少なくなる。あくまで比喩であるが、これが後に説明するブロックチェーンの基本概念の一つに関連してくる。

所有権の証明には

  • ①所有者の識別
  • ②所有する物品の識別
  • ③所有者と物品のマッチング

の3要素がある。所有権は台帳に記録することが多いが、破損したり破壊されたりするリスクがある。なので複数の台帳を管理すれば良い。台帳の大多数が同意する真実に基づいて所有権に関するリクエストを解決すれば良い。

Step7 二重支払い問題とは

二重支払い問題を取り上げる。これはAさんがBさんに家を売る、より抽象的には所有権を譲渡したときに、そのことをすべての台帳に書き込まなければならない。ピアが情報を伝達していくが、先回りして情報が届いていない台帳を見つけて、AさんがCさんに家を売ったと記述する。そうるとAさんが二人に一つの家を売ったことになってしまう。これが二重支払いの1種。

他には、デジタル資産のコピーの問題(通貨をコピーして何度も使う)もある。これらの解決策として、ブロックチェーンを用いることができる。

Stage3 ブロックチェーンはどう機能するか

Step8 ブロックチェーンの設計を考える

所有権を管理するために「複数の台帳からなる純粋な分散型のP2Pシステム」を設計する上では、7つのタスクがある:

  • 所有権を記述する
  • 不正アクセスから所有権を保護する
  • トランザクションデータを格納する
  • 信頼できない環境に分散される台帳を準備する
  • 分散型の台帳からなるシステムを構築する
  • 台帳に新しいトランザクションを追加し、検証する
  • 真実を表している台帳を特定する

この本の大部分は、これらのタスクをいかに行うか、ということを説明することに割かれていて、そこが本書の魅力。

Step9 所有権の文書化

ブロックチェーンで所有権を文書化することに話が移る。トランザクションデータというのは所有権の譲渡を表す情報で、様々な情報が含まれる。この完全な履歴は監査証跡となり、証拠になる。トランザクションデータの完全性はシステム全体の完全性に影響する。

Step10 データのハッシュ化

あらゆる種類のデータに対する「指紋」があれば便利。そのデータが唯一無二であることを証明することに利用できるからである。そのためにハッシュ関数を用いる。入力としてデータを一つだけ受け取り、ハッシュ値を生成する。ハッシュ値から元データを予測することはできなく、一方向性関数や不可逆であると言われる。入力データが同じならハッシュ値も同じになる。まったく異なるデータから同じハッシュ値が生成される可能性は非常に低い。衝突耐性があると言う。もし同じハッシュ値になってしまったら、それはハッシュ衝突と呼ぶ。

データをハッシュ化する様々なパターンを紹介

  • 独立ハッシュ
  • 繰り返しハッシュ
  • 結合ハッシュ
  • 逐次ハッシュ
  • 階層型ハッシュ

Step11 ハッシュ化の使用パターン

  • ハッシュ値があれば、データを比較したり、計算パズルを作ったりすることができる。
  • データの比較とは、2つのデータのハッシュ値を生成しておき、それらのハッシュ値が同じであるかどうかを検証すること。元データを直接比較せずに検証していることがポイント。
  • これはデータの変化検知にも使える。Beforeのハッシュ値とAfterのハッシュ値が同じかどうか検証すれば良い。これはデータベースへ格納する前後だったり、時間の経過の前後だったり。
  • ハッシュ参照:手荷物預かり所の引換券のようなもの。引換券は荷物が入っている場所を示している。ハッシュ参照は、暗号ハッシュ値を活用し、データの在り処を指すこと。参照先のデータが変更されていれば、ハッシュ参照は無効になる特徴がある。誤って変更されてしまったデータをユーザーが取得しないようにすることもできる。
  • 引換券をまた別の荷物とともに預かり所に渡せば、別の引換券がもらえる。このようにデータの連鎖を作ることもできる。各データに別のデータへのハッシュ参照が含まれており、リンクリストとも呼ぶ。一番最後にある引換券のことを「チェーンのヘッド」と呼ぶ。
  • マークルツリー(木)と呼ぶ形式:ハッシュ参照を2件ずつまとめてハッシュ参照を作ることを繰り返す。
  • ハッシュパズルは4つのパーツでできている
    • ①変更されないデータ
    • ②自由に変更するデータ(ナンス)
    • ③ハッシュ関数
    • ④結合ハッシュに含まれるハッシュ値が満たすべき成約(難易度)

ここの仕組みの説明はわかりやすくて感動した。ハッシュパズルはプルーフ・オブ・ワークとも呼ばれるヤツ。

Step12 ユーザーアカウントの識別と保護

ここは暗号学入門。

暗号化、復号化、対象鍵暗号や非対称鍵暗号、公開鍵と秘密鍵などが解説されていき、こちらもわかりやすい。ブロックチェーンでは非対称鍵暗号を利用している。一つはユーザーアカウントが公開鍵暗号に相当する。トランザクションの承認では「秘密鍵から公開鍵」方式を利用。

Step13 トランザクションの承認

資産譲渡に対して所有者が同意していることを証明するにはどうすればよいのか?を扱う。

トランザクションデータに対してハッシュ値を作成し、秘密鍵でデジタル署名に変換する。元データとセットにしてメッセージを送信する。受け手は公開鍵で復号化し、もとのメッセージのハッシュ値と一致すれば、この公開鍵に対応する秘密鍵の持ち主が同意していることの証明になる。

Step14 トランザクション格納の仕組み

ついにブロックチェーンデータ構造に踏み込んでいく。

各ブロックの構成要素(ブロックヘッダーとマークル木)、ブロック同士の連鎖が解説されていく。ブロックヘッダーは前のブロックヘッダーのハッシュ参照になっている。マークル木はトランザクションデータを表している。

Step15 データの追加と変更の仕組み

  • ブロックチェーンにデータを新たに追加するステップを説明。具体的にはデータのマークル木を作成し、前ブロックへのハッシュ参照を含むブロックヘッダーの作成、ヘッドとして新しいブロックヘッダーへのハッシュ参照を作成。
  • ブロックチェーンデータ構造のどこかのデータを変更すると、ヘッドまでのすべてのハッシュ参照を更新しなければならない。

Step16 追加専用のデータストアにする

不誠実なピアが偽造しないようにするために、トランザクション履歴を変更できなくし、不変性(イミュータビリティ)をもたせたい。そのためには、トランザクション履歴を変更すると法外なコストがかかるようにすればよい。

ここでハッシュパズルの出番!どのようにハッシュパズルをそれぞれのブロックヘッダーに組み込むのかが、説明されていく。この結果、あるデータを変更しようとすると、ヘッドまでのすべてのデータに付随するハッシュパズルを解かなければならなくなり、高コストすぎて割に合わなくなる。面白くなってきたヨゥ!

Step17 データストア分散の仕組み

トランザクション履歴が一つだけでなく、情報を共有する方法として純粋な分散型P2Pシステムを確立するにはどうすればよいか?という点に技術的に踏み込んでいく。

インターネットを通してシステムを構築し、ゴシップスタイルで情報が送信される方法が紹介される。ノードがそれぞれ他のノードとの接続を確認し合うping pong、新しい接続を確立するときの詳細、また新たな情報を配布するときのプロシージャも示されていてわかりやすい!

Step18 トランザクションの検証と追加

どうすれば有効なトランザクションだけをブロックチェーンデータ構造に追加できるだろうか?という課題を取り上げる。

検証ルール、報酬、罰則、(速さと品質の2つの)競争、ピアコントロールなど、ブロックチェーンの重要概念が次々と解説されていく。すべてのノードがトランザクションを性格に処理し、他のピアを監視して間違いを指摘することに意欲的になる仕組みになっている。過半数のノードが誠実であれば、不誠実なノードが紛れ込んでいても不誠実な行動は失敗する話。

Step19 トランザクション履歴の選択

  • 矛盾する2つのトランザクションがあればどちらを選択すればよいのか?
  • 分散コンセンサスとはなにか?

などに答えていく。

「最も重いチェーン」「最も長いチェーン」という基準が紹介される。パスを選択するということに従って、「孤立ブロック」が出てきたり、報酬を回収する必要が生じたりする。深い位置にあるブロックがなぜ信頼できるのか、自然に理解できる。

Step20 完全性の代価

貢献してくれたピアに対して補償に手数料を渡す仕組みが必要。支払手段は完全性、開放性、分散性を備えているか?デジタル形式で、世界のどこでも使えて、価値が安定している、信用があるもの、中央の組織に管理されないものが望ましい。ここでクリプトカレンシーという概念が浮上してくる。

Step21 すべてのピースをつなぎ合わせる

ステップ9からステップ20の集大成として、すべてのピースをつなぎ合わせる。結局ブロックチェーンとは、

などの様々な概念を組み合わせたテクノロジーなのである。ストレージロジック、コンセンサスロジック、データ処理ロジック、非対称鍵暗号という4つの構成という切り方もある。

Stage4 制限とその克服方法

Step22 制限を明らかにする

ブロックチェーンはオープンだがプライバシーの欠如が生じるし、ハッシュパズルという計算コストがかかるのでスケーラビリティに欠けるなど、様々な制限がある。他にも隠れた中心性(一部のピアによる寡占状態になる可能性)や柔軟性の欠如、クリティカルマスが解説されていく。軸としては技術的制約と非技術的制約(ユーザーが受け入れてくれるか、法規制についてなど)に分けられる。

Step23 ブロックチェーンを見直す

  • パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンの違いの話。パブリックはすべてのユーザー・ノードに読み取り権利が与えられるが、プライベートは事前に選択されたユーザー・ノードに限定される。
  • 非許可型と許可型という話もある。これは読み取りではなく書き込みアクセスの話で、非許可型は誰でも書き込めるが、許可型は新規参加(オンボーディング)の手続きを経て信頼できるユーザーのみが書き込めるというもの。
  • これらの制限を組み合わせると2かける2で4種類のブロックチェーンを作ることができる。制限がある場合にも価値があるユースケースは存在する。

Stage5 ブロックチェーンの活用とまとめ

Step24 ブロックチェーンを利用する

  • ブロックチェーンの使用パターンは
  • 具体的な応用領域は
    • 支払い、クリプトカレンシー、マイクロペイメント、税金、投票など

Step25 本書のまとめ、そしてその先の向こうへ

  • ブロックチェーンはsoftware engineeringとcomputer scienceの様々な概念や原理を利用している。構成要素のハッシュ関数・ハッシュ参照、データストレージ、ネットワークアーキテクチャー、計算パズルは今も昔も活発に研究されている。いま、どんな課題が注目され、どんな研究が行われているのかが触れられている。
  • ただ紹介されている元論文の多くは2015年以前で、それ以降どういうトレンドになっているのかはわからない。日本語訳の出版が2018年夏であるものの、原著の出版が2017年春なので仕方ないかもしれない。これは今後自分で調べていかねばならないところかもしれない…。

【激怒】オマエら、映画ガチ勢がネタバレ防止のためにどれほど命削ってるか知らんだろ?【ブチギレ案件】

「映画のネタバレ」というのは非常に奥が深い。

私は映画好きの人間として、ネタバレについては人一倍こだわっている。私の周りの映画ガチ勢たちも、皆、ネタバレに対しては厳しい態度をとる。しかし今まで出会ってきたその他大勢の一般人たちは、「ネタバレ」というものにあまりに無頓着だ。しかも、「それネタバレだよ」と指摘すると、ポカーンとする。それがネタバレであることを指摘されても理解できていない。本人たちは充分に「ネタバレ」に気を遣っていると思いこんでいるのだが、映画ガチ勢からするとあまりに甘い!

ということで、いつかブログで解説して、彼ら・彼女らへのネタバレガイドラインなるものを示したい、そんな思いがずっとあった。今回やっと時間ができたので書き殴ってみた。映画ガチ勢の同士たちが、ネタバレに怯えながら暮らすような世の中から一転、映画のネタバレとは無縁な、そんな平和な世界を実現したい。僭越ながら映画ガチ勢を代表して筆をとることにした次第だ。ガハハ!!NO MOVIE, NO LIFE!!ガンガン行くから覚悟しとけよ!





〜DISCLAIMERマジな注意事項〜
本ブログ記事は、下記の10作品のうち4作品のネタバレを含む可能性があります。未視聴の映画が一つでもある方は、これ以上読み進めないよう、心よりお願い申し上げます。本ブログ記事の目的を充分に把握し、また素晴らしい映画のネタバレによる人生の機会損失等のリスクを充分にご理解いただいた上で、読者の自己責任にてお読み進めください。

〜マジな注意事項ここまで〜


よし、それではDISCLAIMERを突破してきた諸君に、映画ガチ勢が映画を映画館で見る場合のケーススタディを教えてあげる。



本当に本当に大丈夫?



よし、行きましょう。


映画を予約する予約画面もネタバレ

まず、映画を観る前に、映画のチケットを予約しなければならない。ここで細心の注意を払わなければ痛い目に合う。なぜなら、映画の「ジャンル」が表示されてしまうことがあるし、映画監督の名前、キャストの名前、さらには映画の予告編動画の再生ボタンや、映画のあらすじなんかも出ていることがあり、それが不意に目に入ってしまうから大変に危険だ。

例えば『カメラを止めるな!』は、[上映時間:96分]と出るのだが、これも命取りだ。この映画の面白さの一つは、何度も流れるエンドロールで、

「え!?これで終わりなの?ふざけんなよ!金と時間を返せゴラァ!!」
と視聴者を不安にさせるか、怒らせるかで、なんとその後のびっくり仰天な展開で、

「うぉぉぉ〜!!!!そうくるか〜〜〜〜〜!!!!!」

と思わせるところにある。

でも、もし上映時間を知ってしまえば、我々のような映画ガチ勢は逆読みしてしまう。「まだ30分あるはずだ、これはあと一波乱あるかもしれないぞ!?」と豊富な映画の経験を駆使して、どんどん読んじゃう。しかも長年の経験だけあって、結構当たってしまう。ということで、理想的には映画を予約してもらうのは映画を見に行かない別の人に作業をお願いするのが安全だと思う。当日、チケットをもらっても、終了時刻などは観ないようにされたいし、映画鑑賞中は腕時計も外しておくのが安心だ。

映画のジャンルもネタバレ

先程、映画のジャンルすらもネタバレになると書いた。「神経質すぎでは?」と思われる方もいるかもしれない。確かに9割の場合はジャンルを事前に知ってしまうことにそんなに害はない。が、映画が10個ぐらいあれば1つぐらいは「ジャンル」こそが最重要になることもある。

私がよく挙げる例は『ショーシャンクの空に』だ。これのジャンルは「脱獄もの」「ハラハラ系」であるのだが、映画の前半ではそんな空気は一切感じさせない。なのに突然、「脱獄モノ」に変貌するからこそ面白いのだ。

高校生の時、暇を持て余していた冬休みに、家の本棚に村上春樹の作品があり、それを偶然手にとって読んだことがある。実は、村上春樹がどんな大物かも一切知らずに読み始めた。するとそれがとんでもなく面白い。もし、これは日本で最も有名な作家の一人で、話の内容は現実なのか夢の中なのかわからないような世界観だよ、と教えられていたら、面白さは激減していただろう。現実感溢れる小説のスタートから、徐々にメタファーの世界に溶け込んでいく主人公と同じ気持ちでドキドキできなかったかもしれない。

同様に有名な映画監督だとしても、それを知らずに映画を観ると期待値は低い状態でみるので、映画が実際に面白ければ、「ウォぉ〜〜!」と極上の体験を味わえる。

映画のポスターもネタバレ

無事に映画のチケットを予約できたとしよう。

映画館に行くときはポスターがそこら中に置いてあって、これが次の危険ポイントだ。なぜなら、思わぬキャッチコピーが書いてあったり、思わぬアイテムが写っていたりするからだ。ガチ勢の間では常識だが、有名なのは『猿の惑星』のDVDの表紙デザイン。猿の惑星のエンディングで、「実はこれは地球だった…」という最強の落ちで視聴者が唖然とするという流れなのだが、なんと表紙には猿たちと一緒に、古くてぼろぼろになった自由の女神が写り込んでいるのだ。これで「猿の惑星が実は地球である」ということを、視聴者は事前に理解してしまう、または映画を見ながら、「あれ?あの表紙の意味ってもしかして…!?」と勘ぐってしまうのだ。

私は映画友達と映画を見に行くときは、終始、猫背な姿勢を維持してあまり顔をあげないようにする。ポスターも観たくないし、不意に終了時刻などがわかってしまうことで間接的に映画の長さがわかってしまうのも怖い。

先日も『カメラを止めるな!』を映画仲間と観に行ったが、ポスターを見ないことで一苦労した。一人が「ぎゃ〜!阿部寛さんが出演してるの、ちょっと見えちゃった〜!」と呟いて、他のメンバーが「おいおい!ふざけんなよ!ネタバレすんなよ!(笑)」という局面もあった。やってしまったネタバレは仕方がないので、笑って水に流すのが一番。ちなみに出演しているのは阿部寛さんではなかったのでセーフだったが、主演俳優や女優の情報というのは、映画の方向性を先読みするヒントを与えてしまうのでちょっとだけ危険。それほどでもないけど、まぁちょっと危険というカンジ。

実際、我々は『カメラを止めるな!』を見終わってから改めてポスターを観ると驚いた。「最後まで席を立つな。この映画は二度始まる。」とデカデカと書いてあるのだ。

なんて罪深い!!すべてが台無しじゃないか!!

このポスター作ってるヤツ、絶対映画好きじゃないやろ!!ええかげんにせえ!!

これは本当に危ない案件だった。ポスターを見ていたら、映画の感動が半減してしまうところだった、という最近の話。

自分で自分にネタバレしてしまうのを防ぐためにビールを頼む

映画館に入る前に、ポップコーンやドリンクを買う人もいるかもしれないが、私はいつも「ビール」一択だ。ビールによって脳がぼんやりしてきて、思考力が適度に低下するのが目的だ。なぜなら、シラフで映画を見てしまうと、百戦錬磨の映画脳が展開を予測してしまうからである。「予測が当たれば楽しいのでは?」と思う人もいるかもしれないが、全然楽しくない。

実は昔、よく家で家族や友人と映画鑑賞会のようなことをしていた時期がある。このときに流行っていた視聴方法が、10分毎に映画を止めて「俺は次はこうなると思う!」「絶対犯人はこいつだ!!」などと予想し合う。競争精神が掻き立てられ、結構その場は盛り上がる。楽しいといえば楽しいが、映画の展開に驚くという贅沢な楽しさを犠牲にする代わりに、自分の知性を見せびらかすことによる少々の快感が得られるだけだ。これをやりすぎたせいで、普段映画を見ているときも「あらゆるパターンを考え尽くせば、最も面白い展開はこれじゃないか?」と気づいてしまうようになってしまった。なので、映画館にはビール。脳が過剰に働いてもらったら映画を楽しめなくなる。受け身でぼーっと観るのがちょうどよい。

ちなみに、家で映画を見るときは1.5倍速ぐらいで観ることが多い。これも同様に、脳に考えるスキを与えないことが目的である。「映画を1.5倍で観るなんて、映画監督に失礼だ!」という反論もあるかもしれないが、自分が最も楽しいようにみたいでしょ?

映画の予告編も、もちろんネタバレ

映画館に話を戻そう。映画が始まる前に必ず流れるのが他の映画の予告編である。これは言うまでもなくネタバレだ。

映画のCMもそうだが、予告編というのは映画監督が手がけているとは限らない。CM製作者は視聴者をいかに映画を見てもらうか?というのが最終ゴールであり、映画の感動を最大化することにゴールは必ずしもない。これはトレードオフなので仕方ない。別に悪いことではない。

理想的にはまったく情報がない状態で映画を観るのが望ましいが、現代人は忙しい。ランダムに映画を見れるほど暇な人もいなければ、映画がそれほど好きな人もビジネスとして成立するほど多くない。なのでCM製作者は映画の面白そうな局面をうまくチラ見せしてくるのだ。でも、結構ネタバレを含むことが多い!ポスターと同じですね。

実は映画館の予告編には、もう一つのネタバレが潜んでいる。それはホラー映画の上映前の予告編はホラー映画の紹介ばかりだし、アニメ映画の上映前の予告編はアニメ映画ばかり、青春映画の上映前は青春映画ばかりということ。つまり自分がこれから観る映画と同様のジャンルの予告編が流れてしまうのだ!!せっかくジャンルを隠してきたのに〜!となってしまう。

では映画の予告編はどうするのか?少々遅れていくぐらいがちょうど良い。そうすると映画の予告編を2〜3個見逃すことができる。これだけでも情報が減る。中で目隠ししたりヘッドホンで音をかき消せればベストだが、私はそこまで実施したことはない。ガチ度が足りないのかもしれない。

「ネタバレしないようにするわ!」という発言もネタバレ

映画の話で盛り上がっているときに「これ以上はネタバレになるから言えないわ!」というのはよくあるセリフだ。ネタバレに対して気を遣うことは素晴らしいことだが、「ネタバレと認識するような出来事が映画の中に存在するということか…?」ということをネタバラシしている。例えばオーソドックスな日本の青春モノの映画を想定してみよう。私はまだ見ていないがふと今思い浮かんだ『青春エール』を例にとろう。これは高校生野球少年を中心とした青春映画だ。これの話をしているときに「これ以上はネタバレになるわ!!」と大真面目に言われたら、「おや!?!?」とならざるを得ない。『カメラを止めるな』も同じだ。先日、購読しているPodcast「Rebuild」にて、似たような話が出ていて、「そうそう!そのとおり!」と強く共感してしまった。

rebuild.fm

それでは映画友達とはどんな話をすればよいのか?

答えは、何も話さない。まず、相手に映画を勧めるということ自体が、相手に特定の印象を与えることになってしまう。例えば私がある映画をある友人に勧めたとしよう。するとその人はその映画を見ているときに、頭の片隅で「これはtoricago氏が勧めてきた映画だからなぁ…」となり、私の顔が友人の意識の一部を陣取る状態になる。感動シーンでは「toricago氏、まさかこのキスシーンで感動したのか…?ワロタ!」と映画を楽しむ上での邪魔になる。なるべく付加情報はない状態で映画を見るのが一番だ。

この記事の冒頭のディスクレーマーでは、「10個の映画のうち、4個の映画のネタバレを含む可能性があります」という珍しい形式をとっている。通常は「〇〇の映画のネタバレがあるので気をつけてください」と名言してしまうのだが、「ネタバレがあるコト自体がネタバレ。映画のネタバレを論じる記事に登場する映画なのでなおさら!」というような印象を読者に与えることを避けたかったという念のための配慮である。ちなみに10個の映画の順番もランダムに入れ替えてある。

それでも、面白い映画を友達に勧めたいこともあるだろう。仮に強く勧めてしまうと「これは良い映画である!」と相手の期待値を上げてしまうことにもなる。良い映画は期待していても楽しめるが、心臓が飛び出るほどの面白さを味わうためには「期待値が低い」+「映画が超面白い」という組み合わせが効果てきめんだ。

この極上の体験を奪う訳にはいかないので、「最近あんま当たりないなぁ〜まぁ、あえて勧めるとしたらこの映画かな?」と期待値を低めにオススメをするのがガチ勢同士のリスペクトある会話だ。熱く語るのは、映画をお互いが観終わっていることを確認してからだ。(ただし、弱めに勧めるのも、また一種の先入観を与えてしまうところが難しい。私自身、いろいろと試行錯誤中である。)

この話で思い出したが、最近読んだ箕輪厚介さんの『死ぬこと以外かすり傷』という名著の中に、素晴らしい一節があったので引用したい。

ディズニーアニメ『リメンバー・ミー』を映画館で観ている真っ最中に、事件は起きた。ラストのクライマックスシーンだというのに、強烈な尿意に襲われたのだ。僕は暗闇の映画館で密かにチャックを下げ、手元のコップにした。

すすり泣きがあちこちから聴こえる中、最後の感動的なシーンで席を立ってこの感動をジャマするくらいなら、自分一人だけ恥をかけばいい。編集者としての最後の矜持である。

──という墓場まで持っていくべき話を、どういうわけだか人にしてしまう。本にも書いてしまう。

なんというリスペクト!さすが、箕輪さん、映画製作者チームへのリスペクトが半端ないし、観客への配慮も半端ない。映画の感動ってのは一度きりなのよ。それは奪っちゃいけない。

映画というのは、自分が生きていることを忘れるのが醍醐味の一つ。もう、いつの間にか自分の意識が映画の中に溶け込んでいる状態が理想。「あと何分ぐらいだろう」とか「お腹空いたなぁ」とか「このあと学校の宿題やらないと」とか、そういうのはすべて現実にポイっと捨ててきて、映画に入り込む。そんなときに、自分の席の前の狭い通路を、「すみません、通ります…」と人が通ると、一気に現実に意識が戻るし、その5秒間は映画に集中できなくなる。一瞬のことなので害は少なそうだが、映画に溶け込む意識が現実に引き戻されるというのは大変にもったいないことである。

ということで、映画のネタバレというのは、どんな方向から攻めてくるかわからないし、様々なパターンが存在する。ここで殴り書きしてきたモノ以外にもいろんなパターンがある。でもそれはすべて、映画をより楽しむためである。なぜなら、人生いろいろあっても、映画を観ているときだけは現実を忘れられる。人生にちょっと疲れたと思えば、映画を観る。映画を観終われば、また元気がでる。勇気が出る。生きる活力が湧いてくる。映画に感謝する。人生はその繰り返しだ。

おっさんが『Tiktok』をガチでやってみた話

オッサンになるというものは辛い。

Facebookを頑張って始めて、色々と投稿していたのに、最近「いいね!」をくれるのは同世代か上の世代だけになってしまった。気づいたらイケてる若者は撤退していた。辛い。

次に若作りのつもりでInstagramを始めたが、「インスタ始めたんだよね!」と会社の若い奴らに話しかけてみると、「オッサン層がインスタに攻め込んでくる、このときがついに来たか」と口にはしないものの、微妙な表情を一瞬だけ見せる。ワシを褒めてほしかったのにな。辛い。

でもLINEはなかなか便利だし、やっと慣れてきた。と思っていたら、あるときから自分の子供に連絡しても、なかなか既読がつかないので、「最近なんで無視するんだ」と家で叱ったら「いちいちLINEで説教してくる親がいるからウゼーんだよ。」と反抗期の息子に言われた。辛い。一応ネットで調べたら、若者のLINE離れの兆しも出てきているらしい。

同世代の友人は、昔はYoutuberをバカにしていたのに、こないだは「最近、家でYoutuberもやってるんだよ、ガハハ」と自慢してきて驚いた。私にはもうそんな気力はない。次々とアプリが移り変わるので、もうついていけない。

疲れ果てたある日の通勤中、電車でギューギューになりながら日経新聞を読んでいたら、「さよなら、おっさん」との広告がでかでかと出ていた。

私の居場所は日経新聞の中にも存在しないのか。
嫌になって新聞を閉じた。
しかし目を上げれば、車両の広告にも「さよなら、おっさん」。
辛い。

http://livedoor.blogimg.jp/masorira-kabu/imgs/3/d/3dd561ef.jpg

うーむ、悔しいぜ!

自分が行く場所行く場所、若い奴らが逃げていく。それなら、若いやつの先回りをするしかないだろう。そうしたら若いやつがワシの背中を追ってくるようになる。理屈ではそうかもしれないが、どうすればいいんだ!?

そんなことを考えていたら、先日、一筋の光を感じるアプリを発見した。その名は『Tiktok』だ。知れば知るほど面白い。やればやるほど面白い。

敗北が続いたおっさんの一発大逆転を狙えるチャンスだと感じた。

おっさんのリープフロッグ(Leap Frog)現象が、いま始まる。

Tiktokはこのようなものだ!

『Tiktok』ほど、今"熱い"アプリは他にないだろう。Tiktokは「ショートムービー」アプリと形容されることが多いが、ユーザーが続々と音楽に載せた自分の超短い15秒の動画をアップしていく動画SNSだ。どのぐらい熱いかと言うと、2018年第1四半期でゲームを除くAppランキングでなんと世界トップに輝いた。

2016年9月にローンチされたばかりで、まだ2年にも満たないが、ユーザー数はDAU(日次アクティブ)で1.5億人、MAU(月次アクティブ)で3億人超えだ。これはローンチから1年7ヶ月のLINEのユーザー数が登録ユーザー数ベースで1億人(MAUベースではさらに少ないと思われる)だったことと比べて、いかにハイペースかわかるだろう。中国発のアプリだが日本でも大人気だ。

でも、そんなに流行っているのなら、「おっさんが参入→若者が逃げていく」というお決まりのパターンがオチじゃないのか?

いや、ユーザー層が圧倒的に若い。JS(小学生)やJC(中学生)を中心とし、最近はJK(高校生)、JD(大学生)、かろうじて新入社員層にも広がりを見せている段階だ。20代後半、30代とそれ以上年齢が上がると、ユーザー数はかなり萎む。若者であっても、そもそもTiktokの存在を知らない人も多い。かろうじて知っていても、及び腰な人がほとんどだ。つまり、「20代、30代の若者」がTiktokに気付く、もしくは気づいても理解するのにまだ一定のタイムスパンが我々には与えられているのだ。

なのでおっさんのリープフロッグ現象にはまさに「もってこい」のアプリだ。始めるなら今しかない。そして大人もドハマリできるほど楽しいし面白い。

いったいTiktokの何がそんなにおもしろいのか?

百聞は一見にしかず、こちらの動画をご覧頂きたい。
(できればアプリをインストールして実際にいろいろExploreして欲しい。)
youtu.be

さすがにイタすぎるんですけど?

私のようなオッサンがTiktokを始めるとまず強烈な違和感を感じる。さすがにこれは自分には厳しいかもしれないと悟る。

化粧や口紅の濃い女子小学生や女子中学生が、顔をどアップで映し、まるで大人気アイドルかのように踊り散らしている。私の今までの長い人生で目撃してきたぶりっ子ランキングの上位を次々とこの子たちが塗り替えていく。大変痛々しい。

男子小中学生もなかなか強烈だ。曲に合わせて学校のチョークまみれの黒板消しを目や口を開けながら顔に何度も叩いているのは、さすがに健康に悪いと説教したくなる。授業中に曲を流して踊り出し教員を困らせるものもけしからん。部活の活動中にこっそり野球バットを面白おかしく振り回したり、部室での悪ふざけも目立つ。部活動舐めんな。野球の神様に叱られるぞ。ワシが部活やってた頃は水も飲ませてもらえなかったんだぞ。

www.youtube.com

Tiktok内の動画がYoutubeにも無断転載されているものも多く、近年のComputer Visionや動画解析技術の発展により、たとえ動画と名前が紐付いていなくても、下手したら彼ら・彼女らが成人してからも、ネット上に(自分と紐づく形で)一生残っていくかもしれない。Tiktokは『黒歴史製造機』と2ちゃんねるでは揶揄されているようだが、言い得て妙だ。最近の若いヤツはネットリテラシーが足りないんじゃないか?

それに若いんだから、家の中に引きこもってスマホばっかりやっていないで、リアルな友達とさ、プールや海に行ったり、外で遊んでいろいろ経験せんかい。君たちは引きこもりなのかい?陰キャなのかい?

はぁ。もうTiktokは辞めだ。ワシには無理だ。撤退するか。

Tiktokを理解できる人間と理解できない人間に二分される現象

Tiktokに対する第一印象として、多かれ少なかれ、上記のような、何らかの違和感を感じたり、ディスりたくなる感情が湧いてくる。なぜこのような違和感などを感じるのか?

Tiktokに対するネット上の反応を見ていても、「最近の若い文化に終に、ついていけなくなった」のような趣旨のコメントも多く、私も最初は「年齢が原因」と思っていた。「私も終に若者についていけなくなったのか?」と。

もちろんそれも一部あるかもしれないが、Tiktokに限って言えば、実は「年老いて新しいものを理解できなくなった現象」と事情が少々異なるのだ。

例えば大人気Tiktoker姉妹として知られるErika(18歳)とMarina(16歳)によると、最初はTiktokやっている人は「相当イタイ」と思っていたらしいのだ。しかしクラスメートの男子に「一緒に動画撮ろうぜ!」と言われて、渋々一緒にダンスをし、その1つの動画を投稿しただけでファンが大勢付いた。そこから自分でもやるようになり、Tiktokの真の面白みにドハマリしていったとか。

つまりピチピチの若いJC(女子中学生)も年老いたオッサンも、最初の反応は「痛すぎ!」「まともな人がやるアプリではない」で共通しているのだ。それなのに、飛ぶ鳥を落とす勢いでTiktokはユーザー数を増やしている。これは『Tiktok現象』を理解する上で、今までのFacebookやInstagramで培ってきた文化・価値観を多少延長する程度では理解出来ないことを示している。

姉妹も最初に感じた(従来の価値観から発生する)「イタイ」という感情は「踏み絵」として機能している。踏み絵を乗り越えた人にしか見えない「景色」が果たして広がっているのか。そのあたりに今回は迫っていきたい。

ちなみに、Erika & Marinaの動画はこちら。
youtu.be
ちなみにワシはその後『Tiktok』から撤退せずに、ガチでやり続けた。面白い動画をあげようと悪戦苦闘し、創意工夫の末に千人以上のファンを獲得した中で、Tiktokに対する考え方が大きく変化し、その圧倒的魅力・ワクワク感を感じられるようになった。

それを詳しく紹介していきたい。

Tiktokerは「引きこもりの陰キャ」なのか?

Tiktokをやる人のことをTiktokerというのだが、Tiktoker VS. アンチTiktokerで生じる言論対立の一つが、

  • 「Tiktokerやっているヤツは実社会で相手にされない陰キャ。引きこもりだ。」

というアンチ側の主張と、

  • 「Tiktokerやっているヤツこそが陽キャ。いちいち批判してくるな。放って置いてくれ」

というTiktoker側の主張がある。この対立は半年前ぐらいから現在まで熾烈に続いている。

Tiktoker側(後者側)の視点を紹介しよう。TiktokerにとってこのTiktokアプリの中に広がる世界は凄まじい物がある。Tiktokに限らないことだと思うが、今の時代、ネット上の活動の重みがどんどん増加している。例え部活に入らず毎日学校から直帰し、自分の部屋に閉じこもりTiktok動画を取り続けている熱心な中学生が居たとしても、何も不思議ではない。親は一瞬心配するかもしれないが、Tiktokを理解できさえすれば、ある意味で健全で、夢のある熱い生き方をしていると評価さえできる。

Tiktoker上で活動する彼ら・彼女らにとってはネットこそがOutdoor。従来の「Outdoor」に、いったいTiktokを超えるどんな面白いものがあるというんだ?そうTiktokerを熱狂させる要素が、Tiktokにはギュッと詰まっている。

もちろん野球部に入って甲子園を目指すことは素晴らしい生き方の一つだが、同様にTiktokerとして天下を目指すことも応援に値する素敵な学生生活、青春だとワシは感じている。

まともなヤツはTiktokをやるわけがない!?

もう一つの対立が「まともなヤツはTiktokをやらない」「別にまともでもやるし!」というものだ。

前者の意見を代表する、とあるツイートを紹介しよう。こちらは4万以上のLikeを獲得した今年6月のツイートだ:

いったいどういうことなのか?

半年前までは10代がメイン層のTiktokだったが、アプリの爆発的ブームに伴い最近は高校生、大学生、新入社員層にまで高齢化しつつある。職場の給湯室でこっそり動画を撮るようなOLもちらほら出現し始めたのも興味深い。つまり20代でもTiktokerが急増しつつあり、結婚を考える年代にもTiktokの存在が知れ渡りつつあるのだ。

一人、二人とわずかな人数だとしても、実際に周囲の知り合いがTiktokにイタイ動画を上げ(それがFacebook、LINE、インスタにも連動する形で投稿されると)、「何だこれは!?あまりにイタイ!!」と衝撃を受けてしまうのも無理はない。

このツイートのLike数からわかるように、Tiktokerに対する強烈な「イタイ」意識を持つ人は、現在の日本には大変に多い。

しかし私はあと1年を満たないうちに、少なくとも20代においてはTiktokが「まともな人もやっても良いアプリ、イケてる人こそやるアプリ」と健全な認識が急速に普及すると信じている。さらに2年後までに30代、40代へ。3年後までに50代へ広がる、といったところだろうか。その理由をこれから説明しよう。

Tiktokから次々とスターが生まれている

実は今、Tiktokを運営している会社には、芸能事務所やタレント事務所などから「このTiktokerを紹介して欲しい!」との問い合わせが止まらないらしい。今年の3月〜4月だけを見ても、6人程度の元素人Tiktokerが芸能事務所との契約を見事に勝ち取り、うち一人はなんと石原さとみさんなども所属するホリプロ所属となった。これからも続々とTiktokからスターが生まれてくるに違いない。人気Tiktokerの中には、インスタやTwitterのフォロワー数よりもTiktokのファン数の方が断然多いという人も多く、重要なのはTiktok発でスターになっている例がどんどん増えていること。Tiktok発で無名な素人が短期間でスターになっていく。テレビで有名になった人がTiktokでも活動しているだけであれば特段面白くないが、その逆が起きている。前述のErika & Marinaも、Tiktokで有名になってからC Channel専属クリッパーに就任するなど、Tiktok発でありながらも、活動の幅を広げている。

そして、彼ら・彼女らが徐々にテレビへの露出も増やすことになり、そのような経路でもTiktokが健全であり、夢のあるプラットフォームであることが認知されるようになっていくだろう。

そんな勢いのあるTiktokをプロモーションのツールとして、当然注目している会社も出てきている。例えば、このようなニュースが次々とリリースされている。

他にも、先進的な例としては「ローソン」公式アカウントの投稿でLチキの曲がバズっていたり、流通科学大学がTiktokを通して大学の魅力をアピールしていくと発表していたりする。

個人的に思うのは、ファッション業界とのシナジーは高い。きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」に載せる動画投稿がTiktok内で大流行しているが、これはリズムに合わせて自分のファッションショーを行うものである。アパレル企業やショップ店員がナチュラルに商品を打ち出せるのは強みだ。大人気Tiktokerのコメント欄には、「その服どこで買ったの?」などという、若者の購買意欲が動画を通して刺激されている例も多数見受けられる。(商品紹介が不自然になってしまう業種・業界は残念ながら相性は悪い。が、それも頭を柔らかくして考える余地があるだろう。)
www.youtube.com

インフルエンサー事業としての注目度も当然高い。Youtuber事業として有名な2大事務所を上げるなら、まずヒカキンさんやはじめしゃちょーさんなどを抱えるUUUM(2013年設立、2017年上場)。次にヒカルさんやラファエルさんなどを抱えるVAZ(2015年設立)。VAZはUUUMに遅れての設立でありYoutube事業が後発という印象をどうしても受けてしまうが、Tiktok現象にはいち早く目をつけて現在多くのTiktokerをVAZが囲いつつあるようだ。実際、人気Tiktokerを見ていると「VAZ所属になりました!」という報告が増えている気がする。先日はこんなプレスリリースも出ていた:

インフルエンサーマーケティング事業を行う株式会社VAZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森 泰輝)は、日本初のTik Tokユーザーネットワーク「Tik Toker JAPAN」を運営する株式会社WAVES(本社:東京都港区、代表取締役:村岡 辰彦)と、2018年6月20日(水)に、Tik TokとInstagramのインフルエンサーマーケティング事業における業務提携を締結いたしました。

ヒカル、ラファエルなどのTiktok活動の本格化も見られるので、VAZ全社を挙げてのTiktokへの戦略が垣間見れる。テック業界、ようつべ業界ではバーチャルユーチューバー『Vtuber』にここ半年ぐらいは大いに気を取られていたが、そのスキを狙っての、さすがの動きである。

最後にTiktok Japanの取り組みの素晴らしさも紹介しておきたい。ここまでの日本での爆発的普及を支えたのは、Tiktok Japanのチームが、根気強く芸能事務所に足を運び、外資発でイケイケなアプリであるにもかかわらず、低姿勢な態度を徹底し、エンタメ業界への挨拶を怠らなかったことが挙げられている。例えば「ゆっきーな」の相性で親しまれている木下優樹菜さんもTiktokで活動しているが、これはTiktok Japanが5〜6回の粘り強い交渉を経て、ようやくゆっきーながTiktokに出てもらえることになったのだ。他にもきゃりーぱみゅぱみゅ、E-girlsなどの正統派歌手やアイドル、音楽好きな層に熱狂的ファンを持つDJ社長/レペゼン地球などを引き入れることに見事に成功している。渋谷にオフィスを構えた当初はわずか5名のメンバーで営業開始したようで、「中国テックジャイアントのグローバル展開を成功させた先行例」「日本で新たなウェブサービス、エンタメサービスを展開させる上でのポイント」というビジネス的な意味でも、今後ますます注目を浴びていくだろう優秀なチームと推察される。

世界→TiktokからTiktok→世界の流れ

倖田來未がカバーした「め組のひと」という8年前のカバー曲がある。それが先日、突然LINE MUSIC日次ランキングで1位、APPLE MUSICビデオランキングで2位を獲得し、エンタメ業界をざわつかせた。

Tiktokerにはこの理由がすぐにピンとくる。それはTiktok内で最も流行っている曲の一つだからである。このように昔の曲がTiktok内ではやったり、昔の芸人のネタが再燃したりする事実をTiktokで多数観測している。それに伴ってその芸人や歌手の人気も高まる現象が起きているのは面白い。今までは『逃げるは恥だが役に立つ』の「恋ダンス現象」のように、

  • ドラマが流行る→ドラマの主題歌も流行る→ダンスをネットに投稿する人が増える

というテレビ局発の経路だったものが、リバース(逆転化)現象が起きている。つまりTiktokで流行り、TiktokerがMステに呼ばれ、カラオケでも上位にランクインして、紅白にも出るようになると予想している。事実、ギタリストや作曲家、アイドルが短い時間で自分たちの作品をアピールする場としても使われており、光るポイントのあるアーティストは急激にファン数を稼いでいる。ちなみに、芸人さんが新ネタをTiktokで披露する面白い使い方も増えつつある。将来は、それで火がついてから「エンタの神様」のような番組に呼ばれるようになるかもしれない。この流れを体験する中で、すでに「単なる口パクダンスアプリ」の範疇を超えていると強く感じる。

これは『Tiktok映え』の重要性についての話にも繋がってくる。例えばTiktokの動画を大変かっこよく撮れる特殊な「リングライト」があり、一部の人達が利用し始めているが、この商品の人気がじわじわ高まっており、メルカリにもタイトルで「Tiktokで使えます」とわざわざ強調している出品が目立つようになっている。

100円ショップでTiktok向け商品をたくさん開発すれば、バカ売れするかもしれない。面白い映像が撮れるドローンを使っているTiktokerは羨望の眼差しで見られて「いいね」が大量に集まる傾向にあるので、10代、20代でも気軽に買えるよう、ドローンライクなものをガジェットメーカーが設計すれば同様にバカ売れするポテンシャルがある。Tiktokに精通していることはマーケター、クリエーター、商品企画・開発者、広報担当者の必須教養の一つになるだろう。

Tiktokを粉々に叩き潰せ!米中テックジャイアントの焦り

SNSの王座をInstagramの次に手に入れるのが誰なのかは、テック業界の最大の関心事でもある。Snapchatが突破するかと思われていたが、Instagramによる執拗なSnapchat潰しもあってか、いまいちパッとしない状態が続いている。

テクノロジードリブンで考えがちなテック業界では、スマホだけで完結するアプリは終焉したと、VR・AR、Vtuberなどに注目が行き、今でもTiktokの分析記事などは残念ながらネット上には少ない。Snapchatが自分たちをテックカンパニーではなくアートカンパニーと位置づけたがっていたように、Tiktokもまたベクトルとしてはダンス・音楽・映像の面白さといった「アート寄り」であったこともあってか、「単なる悪ふざけアプリ」「一部のダンサー・クリエイターだけのためのアプリ、マスには普及しない」「Just another new short movie app, again...」とアートに疎いテック業界からは軽視する見方が一定数存在した。

ただ、さすがのテック業界も、特に米中テックジャイアントがココ最近になってようやくTiktokがポストインスタの座を射止める可能性が現実味を帯び始めたことで、焦り始めた。例えば、直近だけでも、これだけのTiktok潰しが発生している。

ついでに言えば、Tiktokの親会社はアリババと近い距離にあり、Tiktok以外の別事業でアリババと提携関係にあったりすることも重要事実だ。アリババはSNSで失敗続きであることからも、Tencentと真っ向勝負していく上で、Tiktokをアリババ陣営に加入させアリババの一員として世界で戦っていくという分析をしている人もいる。Tiktokは米中のテック戦争の始まりとしても、ますます目が話せなくなっていく。

一旦、テックジャイアントになってしまえば、ビジネスマンがドヤ顔で「GAFAはだな…」とか「中国のBATはな…」と語りだすし、大きくなってから注目したり、Tiktokerが当たり前で健全な存在として受け入れられてから自分もセーフティネットを張って始めるよりも、小さい段階から注目し、いちTiktokerとして、怪訝な目で見られたり批判に耐えながら、Tiktokが大化けしていくプロセスを、そのアプリのコンテンツを生み出しその熱狂を支える一人として見届けたほうがはるかに楽しいはずだ。

おっさんの参入タイミング

Facebook社は早期のInstagram買収、Snapchat買収交渉で知られており、彼らが本気のTiktok潰しを繰り広げていることからも、Tiktokが次のBig Thingになる可能性は決して小さくないことを示している。しかも今回は中国巨大テックカンパニーのTencentも焦っている。

そして基本的にBig Thingになれば、若者から一般層へと普及していく。そうなると、20代、30代、40代と徐々に普及していき、(今のインスタのように)様々な企業がプロモーションツールとして利用するようにもなっていく。

タイミングとしては、その後におっさん層が参入してきて、「おっさんTiktoker」という言葉も流行るようになるだろう。FacebookやInstagramが若者発で高齢化の普及経路を辿ったことと同じだ。これらのSNSでも、「毎回の食事の写真をSNSにアップするなんてけしからん。貧乏人じゃないんだからさ。」と怪訝そうな目を向けていたオッサンが今では嬉しそうにインスタおじさんと化けたことを顧みても、数年後にはTiktokで嬉しそうに踊るオッサンが大量に沸いているだろうことは想像しやすい。

ちなみに、Snapchatが普及していく過程で、スナチャを理解できる人とスナチャを理解できない人の対立が起きたことは記憶に新しい。それと今のTiktok上の対立は似通っていると感じてしまう。詳細は名著"How to Turn Down a Billion Dollars: The Snapchat Story" (著Billy Gallagher)を参照されたい。

一億総Tiktoker時代へ

Youtube用に動画を編集したこともあるが、それと比べるとTiktok動画は遥かに編集コストが低い。もう、1000対1ぐらいに労力が少ないのだ。ぱぱっと踊って、ぱぱっと編集して、ぱぱっと投稿できる。それをすべてスマホで簡単にできてしまう。

クリエイターの敷居はYoutuber時代、インスタグラマー時代は、実は結構高かった。Youtube用に動画を編集したことのある人であればわかるはずだが、骨が折れるどころじゃない。それを乗り越えられる一部の根気強い人たちだけがヒカキンさんを始め動画インフルエンサーになってきたわけだけど、Tiktokのイノベーションにより、ここから第2幕が始まる。誰もが日常のちょっとした面白い瞬間を切り出し曲に載せたり、社畜マンとしての疲れを発散させるため寝る前に寝室で大暴れしたり、学校の教室や会社の飲み会でギャグセンの高い友人や先輩・後輩を撮影してネットの海に瞬時に開放させることができるようになる。すべての人が簡単にクリエイターになれる。Youtubeなどとは異なり、Tiktokはほとんどのユーザーが観るだけではなく自分でも動画を投稿していることからも、それは明らかだ。

一億総Tiktoker時代は目の前に迫っている。

【料理の劇的な時短】自動皮むき器を買ってみたよ!

最近の私の関心事は…

料理をさらに効率的に行いたい💨その一心💓

前回紹介したのは、野菜シュレッダー❗
自動で野菜が切り刻まれていって、なかなか良いぜよ〜👍
toricago.hatenablog.com
その前回紹介したのは、ネットスーパー❗
スーパーまで行かなくて良くて、なかなか良いぜよ〜👍
toricago.hatenablog.com
そのさらに前回紹介したのは、スマート調理器ホットクック❗
これもまた、おいしい料理が無水・火なしでできて、なかなか良いぜよ〜👍
toricago.hatenablog.com
toricago.hatenablog.com
そこで➰➰➰⭐⭐

今回紹介するのは…

ズバリ…

自動皮むき器〜❗❗YEAH❗❗

例えばりんごを切るときにね。

包丁🔪でいつも皮をむいていくけど…

結構時間⏳かかるし、危ない😨よね!?

そんな面倒で危ない皮むきを自動化してくれるのが、
この画期的な商品でござる😍

👑👑チョイむきスマート👑👑
WOW

どんなものが切れるかと言うと、例えば、

などらしいんだよね。

値段💰は4300円ぐらい!悪くないねぇ👽

そこで、実際に買ってやってみた!

まずは袋から出してセットアップ。

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今日は、お前たち、じゃがいも、行って来い⛄

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説明書なども読みながらじゃがいもを指定の場所に挟む。

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やってみた❗が、微妙に失敗💦

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再挑戦❗

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できたのか!?

一応できたっぽいが、削りすぎてサイズが小さくなってしまった気がする。

これは僕ちゃんのミスで、もともと指定されていた直径を下回っていたので、うまくいくわけがなかったのよ😭

ということで、指定されていたグレープフルーツで挑戦じゃ🌄
直径も十分にあるのでセーフ\(^o^)/

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おお、なんかちゃんとできたっぽい!😍😍

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実は、このあとおいしく頂きました💫(´~`)モグモグ💫

ということで、今日のサマリー📖いきましょう📕

当たり前だけど、指定された直径は守らないとうまくいかないね💦

あとは、指定された果物、野菜🍅🍆を入れるように気をつけよう。多少の慣れが必要だけど、慣れればたぶんすごいスイスイ⭐キレイ⭐にむけるようになる気がする👍

例えば、こんな動画...! 📺
なかなかすごいでしょ〜!?時間短縮効果ありそうでしょ〜!?

youtu.be

ティファールの野菜カッターを買ってみたよ!

料理ハック💨を少しずつ進めているが、ハックしたいと思っていたのは、「野菜🍅などを洗ったり💦切ったり🔪するところに時間⏰がかかりすぎる!😨」という点。

ここをなんとか自動化🏭できないか…と思っていたところ、・・・

👑野菜カッター👑

なるものを知り、・・・

「これは良いかも!😍」

と思って挑戦してみることにしたわけだ。

今回挑戦したのが、ティファールの「フードシュレッダー」と呼ばれるもの。値段は9千円代だ💰悪くないね〜💰

ちなみに、スーパー料理ハッカーの勝間和代さん⤴⤴も利用しているらしい👏

仕組みとしては、本体にドラムをくっつけるのだが、5種類のドラムがついてくる❗

ドラムに応じて、対応している野菜🍅🍌🍆の種類が少々異なるが、ドラムによって切り方が変わるのだ。

5種類の見た目はこんな感じ。それぞれがコンパクトに重なっている状態ね:

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やることとしては、ドラムを本体にセットして、野菜🍆を上から挿入して、押す👇だけ。楽チン👀!!

見た目はこんな感じ:

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そしたら横の口からカット後の野菜が出てくるぜ😆

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なかなか良いぜよ!💬

欠点としては、使えない野菜も存在する点だ。例えばネギなどはこのカッターで切ることはできない。他の欠点が、使ったあとにパーツを洗わないといけないこと。でも、包丁も使わなくてよいし、切るスピードの遅さ・面倒さ💦がなくなるのがすばらしい😆包丁🔪で怪我をするリスクも抑えることができる👍

新たな習慣を作る上でも工夫が必要だ。ついつい、慣れている包丁を取り出してしまうことも多々ある。お勧めは常にキッチンの上に出しておくことで、いちいち仕舞う必要性をなくすことだが、残念ながら私のキッチンは狭いので毎回しまわないといけない😭😨

サマリー📖としては、劇的に時間短縮とまでは行かなかったが、1〜2割は短縮されたのではないかと思うぞ⏳今後使い慣れていけば、2〜3割ぐらいまで行くかなぁ〜楽しみぜよ😍😍

なぜもっと早く始めなかったのか?ネットスーパーがすごい!

最近、愛読しているブログの一つが「勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ」だ。素晴らしいライフハックが頻繁に紹介されるので、色々なヒントを得られる。シャープの電気無水鍋「ホットクック」を複数台同時に利用するテクニックや、スマートスピーカーを料理に応用するテクニックなど、思わず膝を打ってしまう話ばかり。

そんな数ある面白い記事の中でも自分も試してみたいと思ったのが、Amazonフレッシュで生鮮食品などを買ってしまう話だ。例えばこちら:

ネットスーパーとAmazonフレッシュの比較も乗っているので参考になる。Amazonの方が注文から配送までの時間が短い、紙袋から出しやすいのが利点。一方、ネットスーパーは安いが時間がかかるし、ユーザインターフェースに課題ありとのことのようだ。

こういうの、前からやってみたいと思っていたが、怠惰なのでなかなか行動に移せていなかった。ということで、重い腰を上げてみようと思い立ったわけである。今後、ネットスーパーとAmazonの両方を試してみたいと思っているが、とりあえずネットスーパーから始めてみた。

今回試したのが西友ネットスーパーである。リンクはこちら:

他にも大手のネットスーパーとしては、こんなところだろうか:

まずは住所から配送可能地域なのかを調べることができ、配送可能なら簡単な会員登録に進む。これはすぐに完了した。西友ネットスーパーの場合は5000円以上(土日は5500円以上?)で配送料がタダになるので、それを狙って野菜や肉、フルーツなどをカートにポチポチ入れていく。これも10分ぐらいで完了した。

配送の日付と時間が少しネックだと感じた。数日後までしか選択できないので、遠い先の分(数日以上)を注文することはできない。そして枠がすぐ埋まりがちだ。私は会計の情報を入れている間に自分が選択していた時間帯の枠が埋まってしまった。

でも、それ以外に特に欠点はなさそうな感じだ。その後、指定の時間帯にフレッシュな品がたくさん届いてハッピーだ。重い物(お米や水など)も入れることで、重い荷物をスーパーから運ばなくて良いのも地味に嬉しい。

これでスーパーに行かなくて良くなるだろうか?

というと、そう簡単に物理スーパーは辞められない。ネットスーパーを使いこなすには、事前に必要な食材がなくなりそうなタイミングを予想しておき、そのタイミングの前日や前々日に注文するように気をつけないといけない。かなりの計画性が求められる。実際には物理・ネットの両方を適度に組み合わせるのが良さそうだ。

次はAmazonフレッシュも試してみたい!